2012年2月22日水曜日

【TOEIC160点アップ】フィリピン留学とオンライン英会話の効果
























1月29日に受験したTOEICの結果をインターネットで確認したところ、約1年前に受験した
時のスコア610点から770点(160点アップ)にスコアが上がっていました。今までの
目標が700点を突破することがでしたので、今回の結果に非常に満足しています。
これも、フィリピン留学【3カ月】オンライン英会話【1カ月】の効果だと思います。

今回は、700点をなかなか超えることが出来なかった私が、どうして160点もスコアをアップさせる
ことが出来たのかを「自己分析」すると同時に、今後の課題英語学習の方向性を考えます。






















上記は、「過去5回のTOEICスコア」の推移を示したものです。今まで、大学が年に1回
無料で受験する機会を与えてくれていたので、基本的に年に1回受験していました。受験
する度に得点は上がるものだと思っており、635点まで順調に得点は上がっていたものの、
前回はまさか得点が下がるという事態が起き、かなり落ち込みました。その時から700点
の壁を超えるのは大変だと考えていました。




















そして今回、700点を突破するという目標を達成することが出来ました。特に、前回と比較
してリスニングのスコア100点アップしたことにより、スコアが大幅に上がったと考える
ことが出来ます。(リーディングのスコア60点上がりました。)以下では、リスニング
リーディングの項目別にスコアが上がった要因(フィリピン留学とオンライン英会話の
影響など)を分析したいと思います。

<リスニング>


今までは「なんとなくコレが正解かな」という半ば「勘」に頼って回答シートにマークを付けて
いましたが、今回は「間違いなくコレが正解だ」という手応えを感じる機会が多かったという
のが正直な感想です。フィリピン留学中は、ほぼ毎日6時間以上先生と会話をしていた中で、
リスニングの力が鍛えられたのだと思います。さらに、先生が話す内容を正確に「理解」する
ことを意識していたので、同時に「理解力」「集中力」が身についたのではないかと思います。

前回までは、比較的文章が短く簡単な設問(パート1・2)でケアレスミスを犯し、文章が長め
設問(パート3・4)で大半を間違えるという傾向が続いていたのだと思います。しかし、今回は
前半部分で確実に得点を重ね、後半部分では極力間違いを減らすことが出来たと感じています。


<リーディング>


リーディングに関しては、不安な点が多かったというのが正直な感想です。というのも留学中は
主に「スピーキング」に力を入れており、「長めの難解な文章を読む」練習をしていなかった
からです。そこでこれに対応するために、オンライン英会話のレッスンでは長めの文章を選び
読解することを心がけていました。(主に「ライティング力」を鍛えるためにやっていました。)

その効果のおかげで、試験当日の長文で以前のように「勘」に頼って解答することは、大幅に
減りました。最後の問題まで解答するリズムを保って時間内に終わらせることが出来たので、
このこともスコアアップにつながったのだと思います。(試験前に、公式問題集の同じ問題を
繰り返しやっておいた効果もあったように感じます。)


<今後の課題>


フィリピン留学とオンライン英会話を利用して「リスニング」「スピーキング」の力を
鍛えることが出来ています。しかし、「リーディング」「ライティング」の力がまだ弱い
と感じているので、「洋書や海外記事の読み込み(知識の拡充)」「読んだ内容
要約や意見を書く」などの訓練が必要になると考えています。(仕事で使える実践
英語も学んでいきたいです。)

また、一般的にリスクヘッジができると云われている「800点」を超えていないので、
当面は800点を突破することが目標になります。ただし、スコアを上げるということ
よりも、「英語学習のマイルストーン」としてTOEICを利用していきたいと思います。


<最後に>


今回、フィリピン留学とオンライン英会話を利用してスコアが610点から770点
上がった要因を分析しました。また、今後の課題や英語学習の方向性を考える
ことで、新たな気持ちで学習できるようになったと思います。もちろん、普段から
の学習が最重要であることに異論はないと思います。

以前の耳学習の記事で書いた通り、「スキマ時間」をひたすら英語のリスニング
に投資して約1年が経過しました。BBCABC NewsWall Street Journal など
海外の情報を「無料」「好きな時」に聴ける/学ぶことができる時代になりました。
この事実に気づき「やるかやらないか」で今後の人生が変わってくると私自身は、
考えています。みんなで、楽しく学習できる環境も同時に整うようになりました。

フィリピン留学でお世話になった先生、オンライン英会話でお世話になっている先生
に心から感謝したいと思います。フィリピンの優秀で素晴らしい人たちのおかげで、
充実した時間を過ごすことが出来ています。今後も、引き続きよろしくお願いします。


<関連ブログ>


フィリピン留学を成功に近づけるために大事な7つのこと
http://koheiharada.blogspot.com/2011/10/blog-post.html

オンライン英会話で英作文をしようと決めた人たちへ
http://koheiharada.blogspot.com/2012/02/blog-post_06.html

「TOEICに意味がある/なし」論争に終止符を打つ
http://koheiharada.blogspot.com/2012/01/toeic.html


【お知らせ①】2か月前から英語専用のフェイスブックページを運用しています。今回のように
海外の大学で行われた著名人による卒業スピーチや海外メディアが報じているニュースなど
を中心にウォールで公開しています。世界中の英語で発信されているコンテンツに興味の
ある方はぜひ「いいね!」をお願いします。

【お知らせ②】学生や社会人の方で、直接お会いしてお話させて頂ける方がいらっしゃい
ましたら、お気軽にフェイスブックのメッセージにご連絡ください。(友達申請はお会いした
方のみとさせて頂きます。)カフェやランチでの交流なども大歓迎です。特に「ソーシャル
メディア」「フィリピン留学/オンライン英会話」などの話はご協力出来ると思います。

2012年2月19日日曜日

現代は「選択肢が少ない」方が幸せかも知れない-「選べないなら、選ばない」-





「選ぼうとするから選べない」むしろ「敢えて"選ばない"」というシンプルな考え方。
過度な主体性ではなく,流れに(意識して)身を任せる受動性。(過去のツイート)


膨大な選択肢から無理して何かを選ぼうとするときつくなる。選べないなら、選ばない。取りあえず限られた選択肢の中で選ぶ。"良い"選択肢は少なくなったかも知れないけど、選ぶ際の負担は軽くなった。これからは選択肢を「選ぶこと」から「捨てること」という考えにシフトしていきます。(過去のツイート)


私たちは,人生の中でことある度に「選択すること」を否応なしに迫られています。何を食べるのか何を飲むかどの学校に進学するのかどこに就職するのか誰と結婚するのか老後はどこで過ごすのか,など多くの選択が私たちの人生を決定づけると云っても過言ではありません。


また,選択肢の多さや比較的自由に選択できる権利は,多くの場合「経済的環境」と関連があると思います。その意味で,先進国の日本は比較的多くの選択ができるという意味では,非常に恵まれた環境です。インドのようなカースト制度はなく,海外からの信頼の証であるパスポートを持ち海外旅行にも自由に行くことが出来る,また学歴社会といえども就職先も基本的には自由意思で選ぶことが出来る,私たちは数え切れないほどの選択肢選択の自由を抱えて暮らしています。さらに,昨今のソーシャルメディアの普及により膨大な情報とそれに伴う形で(本来,知るはずのない)選択肢が可視化されるようになりました。それが,結果的に隣の芝は青く見えることになるのです。


ところで皆さんは,数多くの選択肢があることを幸せだと感じますか。もちろん,選択できないよりは出来た方がいいに決まっていますが,果たして本当に幸せなのだろうかというのが,ここ最近私が考えていることです。過剰な選択肢は時として,大きな迷いを生み決断を遅らせる原因となっているのではないでしょうか。




日本でも非常に売れている『選択の科学』の著者でコロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授のTEDスピーチ「いかに簡単に選択をするのか」が,私が考えていることを分かりやすく説明しており感銘を受けたので,膨大な選択肢と情報が洪水のように溢れる世の中においてより良い「選択をする上で大事な4つの方法」紹介したいと思います。

【選択の問題を軽減する4つの方法】

カット(無意味な選択を排除する)
具体化(文字よりも写真の方が多くのことを伝えられる)
分類(膨大な選択肢を上手く整理することで良い選択が出来る)
複雑さ(難易度)に慣れること

この4つは,これからの時代を生き抜く上で非常に大事なことだと思います。ややもすると,私たちは選択肢が減ることを嫌う傾向にありますが,選択肢が多いということは,それだけ選択コスト(時間/ストレス)が増えるということに繋がります。しかし,選択肢が減ること(減らすこと)を悲観的にとらえる必要はありません。むしろ,選択しやすくなったのです。選択肢あるいは情報を減らすことで,結果的に限られた選択肢しか,あなたの手元に残っていないかもしれません。しかし,その限られた選択肢の中から選ぶ方がコスト/ストレスも軽減できます。さらに,選択をし行動に移すスピードが上がります。


かつての日本や現在の新興国は「選択できる機会」が極めて乏しかったのです。つまり,そもそも選択肢が少ない状態だったのです。もちろん,選択肢が不足しているために本当に良い選択肢が手元に残っていないという意味では,不幸なことかもしれません。しかし,選択肢が少ない分「迷う」時間やコストは確実に減っていたと思います。


例えば,レストランで50種類のメニューがあったら選べないけど,10種類しかなければその中から選ばざるをえません。もしかしたら,50種類のメニューには10種類のメニューにはない美味しい料理があったかも知れませんが,50種類もあるということはあなたがその美味しい料理を選ぶ確率は極めて低いのです。であるならば,限られた選択肢10種類から選んだ方が迷う時間も少ないですし,その中で(自分が美味しいと思う)料理に当たる可能性も高くなるでしょう。


私たちは過剰な選択肢を抱えながら,常に「選ぶ」こと,特に主体的に選ぶことを迫られています。また,こういう厳しい時代だからなのか主体的な姿勢を見せないと「そんな受け身の姿勢では,世の中に通用しないや就職できないぞ」と半ば脅かしに近いことまで言われるようになりました。もちろん,自分のことを決める上で,自分の力で選択することは必要なことだと思います。しかし,今の世の中ではあまりにも選択肢が過剰にあり過ぎて,選択する際のコスト/ストレスが非常に高くなっています。また,特に失敗することにあまり寛容では無い国や人に囲まれていると,さらに高まるでしょう。


では,どうしたら選択をする際のコスト/ストレスを下げつつ,なるべく良い(ベターな)選択をすることができるのでしょうか。そのために必要な方法として,敢えて「選ばない」(受動性)選択肢が減ることをむしろ歓迎する姿勢が大事になるのでないかと考えています。


恐らく世間一般の考えとは逆行するのではないでしょうか。


「選択肢を捨てる」勇気はこれからの時代必要になる態度だと思います。選択肢が減ることを悲観するのではなく,むしろ限られた選択肢の中でベターな選択が出来るように努力することで報われる可能性は極めて高いのではないしょうか。


私たちが何かやろうと思う時に一番の敵になるのが「迷い」です。迷う原因の1つは,選択肢を比較し,どれを選ぶことが自分にとって最適かを考えているからです。しかし,その迷っている時間は2度と戻ってはこないのです。ただ,もし選択肢が1つしかないとしたらあなたはそれしか選べないのです。普通に考えたら選べないことに不満を抱きますが,あなたは「迷う」という感覚を味わうことなくその1つを選ぶことができるのです。


もちろん選択肢を怠惰(準備不足など)が原因で減ってしまうのは。しかし,本当に選べないのであればあえて「選ばない」という判断も大方間違えではないと思います。ただ,「決して流されろ!」と言っている訳ではありません。


「配られたカードで勝負するっきゃないのさ,それがどういう意味であれ(スヌーピー)は,「諦めろ」という事ではなく,少なくとも現時点で限りある選択肢でベストを尽くせということであり,私たちはすぐに持っていないカード(選択肢)を欲しがり,手元にあるカード(選択肢)に気づかないことが多いのです。


選択肢を増やすことは非常に大事なことではありますが,先ずは無理して選択肢を増やそうとするのではなく,手元にある限られた選択肢を大切にしましょう。「選べないのであれば,敢えて選ばない」という考え方があってもいいのではないかと思います。


【お知らせ】2か月前から英語専用のフェイスブックページを運用しています。今回のように海外の大学で行われた著名人による卒業スピーチや海外メディアが報じているニュースなどを中心にウォールで公開しています。世界中の英語で発信されているコンテンツに興味のある方はぜひ「いいね!」をお願いします。



2012年2月6日月曜日

オンライン英会話で英作文をしようと決めた人たちへ-「書く」ということを考える-

私はオンラインで受講しているラングリッチの授業中に,英作文を先生に添削してもらっています。以前は,フリートークや授業中に教材を読んでそれに対する意見や要約を英作文せずに話して授業をする形式を取っていました。しかし,レッスン時間は25分と限られている中で,その場で考えて意見を話し合っているだけでは時間がもったいないと感じ,また留学中にあまり時間を割くことが出来なかった英作文の力を鍛えるためにレッスンで英作文の添削をしてもらうようにしています。英作文は事前に自分の考えを論理的に整理し,相手に伝えるための効果的な手段になりますのでしっかりと準備しておきましょう。

今回は,ここ2回のレッスンで実際に使用し,先生に添削をしてもらった英作文を動画と共に公開します。普段から,特に〇行を必ず書くということは決めていませんが,私の場合は約15行程度を目指して書いています。その際には,「要約」を意識しつつも「自分の意見」「先生と共有したいアイデア」などを英作文に織り交ぜています。また,英作文を書くときには「文法」や「表現」に注意しながら,「基本」に忠実に書くように心がけています。英作文を利用した際の授業の流れは以下の通りです。英作文を利用した授業をこれから検討されている方は,ぜひ参考にしてみてください。

<英作文を利用した際の授業の流れ 25分>

①簡単な挨拶(自己紹介や世間話など) 5分
      ⇩
②記事を1度音読(発音と理解度チェック) 7分
      ⇩
③英作文をスカイプチャットに貼り付け1度音読(発音と文法のチェック) 5分
      ⇩
④英作文の内容を基に会話をする(お互いの意見を交換する) 8分

「英作文を書くこと」「英語を話す」ことは,相手に自分の考えを伝えるための「手段」の1つです。しかし,昨今の英語に関する議論の大半が「英語を話すこと(スピーキング)」に向いているような気がしています。一方で,「英語を書くこと(ライティング)」ことは長い間,教育において軽視されていたのではないでしょうか。少なくとも私が受けた私大文系の入学試験では英作文をさせる試験はありませんでした。また,「英会話が苦手」という人は大勢いるのに「英作文が苦手」という声はあまり聴きません。あまりにも「書く」という行為が「(できて)当たり前」という空気があるのかも知れません。



しかし,実際にレッスンのために英作文を書くと分かりますが「非常に難しい」と感じます。日本語ですら書くのが難しいテーマだとしても英語で先生に分かるように書かなくてはなりません。もちろん,文法や表現の間違いをすることになると思います。でも,「書く力」を身につけるためには自分で書いた英作文を第三者に添削してもらうのが一番の訓練になります。オンライン英会話を何度か受けて,先生との会話に慣れた方はぜひ「英作文」に挑戦することをお勧めします。以下に,私が実際に書いた英作文とその日本語訳を記しています。私もまだまだ英作文を始めたばかりで下手なので英作文に自信がある方のアドバイスを頂きたいです。よろしくお願いします。



(英作文)Derek Sivers : How to start a movement

In many cases, a leader needs to show courage and determination to stand out and be ridiculed.Of course a leader is important but a first follower also is. He plays a crucial role in encouraging him to do something great and showing everyone else how to follow.

When new followers know how to follow the leader and the first follower, they are not afraid of
standing out and being ridiculed.When they join the event, they can make a movement together.
The movement brings them power and bravery to try to do something great and difficult like “Arab Spring”.

In this time, I want to apply this lesson to Japanese politics. Japanese prime ministers change every year because they were not able to make and change domestic situations better. In my opinion, they are lack of followers. Some people and media only criticize and can not rely on them.

So, if we expect them to make and change domestic situations better, we need to be followers to them and encourage them to do something great.

(日本語訳) デレク・シヴァーズ:社会運動をどのように起こすのか

あらゆる状況で,リーダーは目立ち笑われる勇気や決断を示す必要がある。もちろん,リーダーは重要だがフォロワーもまた重要である。フォロワーは,リーダーに凄いことをするように促し,他の人にフォローの仕方を示す重要な役割を果たしている。

新しいフォロワーがリーダーや最初のフォロワーをどのようにフォローするのかを知る時,彼らは目立ち笑われることを恐れなくなる。彼らがその出来ごとに参加する時に,一緒に社会運動を起こすことが出来る。その社会運動は「アラブの春」のように非常に困難なことをするための力や勇気を与えてくれる。

今回,私は(この文章で学んだ)教訓を日本の政治に当てはめてみようと思う。日本の首相は国内状況を好転させることが出来なかったために,毎年のように交代している。私の意見では,彼らにはフォロワーの存在が欠けているのではないかと思う。なかには批判を繰り返し,信頼することが出来ない人々やメディアもいる。

もし,私たちが首相に国内状況を好転させることを期待するのなら,彼らのフォロワーになり,
そして非常に困難ことにも挑戦できるように彼らを促す必要がある。



(英作文)Seth Godin : If you're average worker, you're going straight to the bottom

Recently, business is changing more rapidly than we expected. As it changes,
we need to adapt to this situation and change in the competitive world.

A long time ago, Charles Darwin said “It is not the strongest of the species that survives,
nor the most intelligent that survives. It is the one that is the most adaptable to change”.

Average workers have been dependent on their companies for a long time, but now isn’t able to be on them because of recession. Generally, they don’t have skills.

If they want to get some kinds of safety net and pension, they need to get them for surviving in this world.
The main reason that their wages are decreasing gradually is that globalization.

For example, competent and capable workers in developing countries work much better and cost cheaper than workers in developed countries. If we want to keep our jobs, we need to be special and different and create values with developing our own skills and strength. If we want to get chances and opportunities more, we don’t need to wait for them.

We have to think how to create values with developing our skills and strength and should be more spontaneous, positive and confident.

(日本語訳) 「もしあなたが平均的な労働者なら,恐らく底に落ちることになるだろう」

最近,私たちが予想していたよりも急速にビジネスが変化している。ビジネスが変化するにつれて,
競争の激しい世界でこの状況や変化に適応する必要がある。

かつて,チャールズ・ダーウィンは“最も強い者が生き残るのではなく,もっとも賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは,変化できる者である”と云った。

平均的な労働者は長い間,企業に依存してきたが今は不況が原因でそうすることはできない。
一般的に,彼らには熟練技術がないとされている。

例えば,発展途上国(新興国)の優秀な労働者は先進国の労働者よりも良く働き,コストが安い。
もし,私たちが今の仕事を続けたいと思うのなら,唯一無二の存在になり,自らの技術や強みを
生かして価値を生み出す必要がある。また,もし多くの機会を手に入れようとするなら,それらを
手に入れるために待つ必要はない。自らその機会を取りに行くしかない。

私たちは,自らの技術や強みを生かしてどのように価値を生み出すのかを考えなければならない,
そして,より自発的に,積極的に,自信を持つべきである。

2012年2月3日金曜日

ソーシャルメディアが“あなた”を変えるのではなく,“あなた”がソーシャルメディアを使って変わるということ

フェイスブック上場のニュースに世界中が注目している中で,私たちの生活にソーシャルメディアが欠かせないものになっていると改めて感じています。また昨年から「ツイッターのおかげで人生が変わりました」「フェイスブックでビジネスが変わりました」などの言葉を頻繁に耳にするようになり,かつて私も前者を事あるごとに言っていました。ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアが普及する以前には,絶対に出会うことがなかった,または繋がることはなかった人たちと繋がることができたことで,自分の人生が変わったと感じる人は非常に多いと思います。

しかし,本当にソーシャルメディアが“あなたの人生”を変えたのでしょうか。最近,私はこのことに疑問を感じるようになりました。よく言われるようにソーシャルメディアはあくまでも「ツール」であり,人々とゆるやかに繋がるための「手段」だったのです。ソーシャルメディアの中に「人の人生をより良い方向に変える」という意味が果たして内包されていたのでしょうか。もちろん,ある程度ユーザーが増えていく中で,そのような意味も出てきたのではないかと思います。

それでは,なぜ比較的多くのソーシャルメディアユーザーがそれらの恩恵を受け,「自らの人生をより良い方向に変えることができ,人生またはビジネスが変わった」と感じるようになったのでしょうか。

それは,「ソーシャルメディア」のおかげではなく「“あなた”が自分の人生をより良い方向に変えたいと強く願っていたから」だと私は思います。ソーシャルメディア登場以前にも,このようなことを考えていた方々は大勢いたでしょう。しかし,変えるための効果的な「手段」がなかった,そして変えるための「方法」を知らなかっただけなのです。私も中学・高校・大学2年次までいわゆる「普通の学生」でした。また,特にパソコンやインターネットに詳しいわけでもなく,完全な「機械音痴」でした。ちなみに大学1・2年生の時に流行していたミクシィをやったことがありません。そのくらいインターネットに疎かったのです。

いわゆる「普通」の私もどこかで,当時はそのことを「コンプレックス」と感じていました。また,元々社交的ではなかったので学校外に沢山の友人がいた訳ではありませんでした。(1・2年生の時は,恐らく自分と異なる大学に通っている友人はいなかったです)

「どうしたら学校以外で友人をつくることができるか」「どうしたら自分をもっと表現する(=目立つ)ことができるのか」「どうしたら社会人の方とお会いすることができるのか」などを必死に考えていました。心の底から「変わりたい」という思いが当時は強かったのだと思います。

その後,大学3年時に出会ったツイッターというツールの可能性を感じ,いわゆるオフ会にも参加しました。また,初めて参加した「英語オフ会」で出会った方々とは今でもお会いしてお付き合いがあります。この時に「自分を少しでも変えたい」という行動を後押ししたのは,間違いなくツイッターだと思います。

「ソーシャルメディアが“あなた”を変えるのではなく,”あなた”がソーシャルメディアを使って変わるということ」を自分の身をもって体感しました。

もちろん,全ての人が私と同じようなキッカケでソーシャルメディアを利用している訳ではないと思います。しかし,少なくともソーシャルメディアを利用して多くの人々と出会い,少しでも人生が豊かになっている人は「少しでも変わりたい,人生を良い方向に変えたい」という想いがあったのだと思います。ソーシャルメディアはあくまでも,あなたの背中を後押ししてくれる「ツール」に過ぎないのです。

最近,就職活動で話題になっている「ソーシャルリクルーティング(ソー活)」も同様に,「ソーシャルメディアというツールのメリットを生かして,就職活動を少しでも良くしたい,変えたいという想い」が必要なのではないでしょうか。(ただ,現状では理想と乖離している側面が見受けられます)

あなたが,もしソーシャルメディアを利用して何かを変えたい,良くしたいと思うのなら,先ずは「変えたい,良くしたい」という想いを持つことから始めてみましょう。それを後押してくれるのがソーシャルメディアという無限の可能性を秘めたツールなのです。