2012年7月30日月曜日

(本の紹介)「ナリワイ」(生業)という“古くて新しい”職業観を育むために

今回は,以前に渋谷の居酒屋でお話させて頂き非常に興味深かった「ナリワイ」という考え方を広めており,モンゴル武者修行ツアーなどの企画をされている伊藤洋志さんの著書「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」を紹介します。


「個人レベルではじめられて,自分の時間と健康をマネーにと交換するのではなく,やればやるほど頭と体が鍛えられ,技が身につく仕事をナリワイ(生業)と呼ぶ。」





◎ 以下,本書の中で気になる個所を引用しました。


ナリワイの考え方の真髄の一つは,稼がなきゃ稼がなきゃと外部の環境に振り回されるより,自分の生活をつくる能力を磨き,それをちょっと仕事にしてしまうほうが確実ではないか,ということなのである。



そもそも現代社会にはナリワイのネタは無限にある。なぜなら,世の中が矛盾だらけだからだ。何か矛盾がある以上,それを解決することを行えば仕事になる


現代社会は,事前情報が多すぎるので,いつまでたっても始められない,ということが頻発する。とりあえず小さい規模でいいので,何かしら実行してみて自分の体で経験を得る,ということが肝心だ。二次情報をいくら集めてみても,それの正誤を判断するための体験が自分に足りないと,集めた情報を役立てることができない。


ナリワイでは,基本的に個人で行うので,誰のために何をやるのか,というのが身体レベルで分かる。(中略)また,私は,ナリワイをやることによって,会社でも働きやすくなるではないかと思っている。なぜかというと,ナリワイをやると,小さくても自力で一つの事業を立ち上げ,運営する経験が積める


このような,個人が自分の責任で商いを行うことは,古来より人間の基本的な活動であった。ところが,現代人である自分は,19年生きてきて,これをほとんどやってこなかったのだなと,古着の行商で分かった。単に時給で比べると,アルバイトのほうがいいが,少しでも時給のいいアルバイトを探すのと,自分の責任で値段を決めてモノを提供する,という体験は,まったく別次元である。素振りの練習と,実際の試合ぐらいの違いがある。


「ナリワイをつくる」というのは,それを主にして生活していくかどうかは別にしても,一個でも何かを自分自身でつくる,という経験である。これには,山を登っていてパッと景色が開けたような晴れやかな気分を味わうような感覚がある。


◎ 読書後の感想と「ナリワイ」に対する自分の考え

私は,「ノマド」や「起業」ほど大げさなものでなくても,ナリワイという考え方を通じて「お金を稼ぐ術(感覚)」を身につけることは,社会人に限らず学生においても必須だと最近感じています。つまり,「資格試験などの表面的な技能(スキル)から,(実践的な)生きるための技能(スキル)」への移行を真剣に検討する必要があります。


著書の中では「月3万円のビジネスを複数作る」と書かれていましたが,もう少しハードルを下げてもいいのではないかとも思います。例えば,1回500円のワークショップや勉強会を開き,自分の経験や技能にお金を払ってもらえる経験,アルバイトの時給よりも低いですが,不安定な時代を生き抜く上で多いに価値があるのではないでしょうか。


このようなスキルは,なんとなく会社に就職をして無意識に働きながらで,お給料をもらっている感覚では絶対に身につきません。大事なことは,自らお金を稼ぐ感覚を早期に得ることことだと思います。「自分ならどんな経験や技能を相手に提供することができるのか」を得ることがナリワイに繋がるのではないでしょうか。


残りの大学生活は,「ナリワイ」という考え方を意識して自分のこれまでの経験を「お金に換える技能」を得るための訓練をします。フィリピン留学の経験や学生向けのソーシャルメディア利用法などについては,お伝えすることができると思うので,もしご興味ある方はコチラにご連絡ください。

2012年7月27日金曜日

近況報告&再スタート

定期テストも昨日で全て終わりブログを書く時間も確保できるようになり,自室でリラックスしながらブログを書いています。先週までは,ちょっとしたトラブルに巻き込まれていたのでかなり落ち込んでいましたが,自分なりに区切りを付けて少しずつ前に進んでいます。



今日から大学生活最後の夏休みに突入したので,今後をどのように過ごしていくのかについて最近は自分なりに考えています。「自分に何が不足していて何が必要なのか?」という問いを軸に今後の活動を決めていきます。また,多くの方とお話をさせて頂く中でアドバイスやヒントも生かしていきたいです。(1人旅とブログ更新は,自己との対話をするためにも欠かせない)


今回は,Twitterでここ1週間にツイートしたことを忘れないための備忘録と気になった記事について軽くまとめておきます。何気ないツイートに自分の心境や想いが隠されていると思うので,これらを軸に次のステップを踏みます。今後も,引き続きブログを活用していきますので,宜しくお願いします。


あまりにも突然すぎて自分にもよく分からないというのが本音。心の緩みと相手との意思疎通がうまく出来なかったのが最大の原因。とにかく切り替えよう。「変えられないことより,変えられることに集中する。」



社会科学で出てくる「経験と理論」という概念。コレは日常生活でも使えると思っていて,本当に何かを理解しようとするなら経験と理論が必要になる。今後は理論よりも経験を積む時期にしたい。


ソーシャルメディアの運用とマーケティングを実の中で体系的に学ぶ必要があると感じる。個人で利用しているだけでは,本質は掴めないと思う。長期インターンや弟子入りで身につけるのが良さそうですね。(=働きながら学ぶ)



皆と同じように進みたくても進めないことがある。でも,そうなってしまったことは現実として受け入れるべきだし,別の可能性が開けたと思えればいいんじゃないかな。そうしないと前に進めないと。急いては事を仕損じる。


本気で怒られるならできるだけ若いうちに。年を重ねれば重ねるほど,本気で怒ってくれる人は少なくなる。誰にも何も言われないのも悲しい。怒ってくれる人を大切に。


期待を裏切ってしまった,ということは心に強く刻まないと。人の信頼や期待を得るのは至極難しいけど,それらを損なうのは簡単なんです。信頼を取り戻す為には,本気になるしかない。


一定期間フルコミットできる場所を求めて,そこで鍛え上げる。今は親鳥からエサ(仕事)を分けてもらう子鳥みたいな状態だけど,ここから早く卒業したい。お金よりも経験に時間を投資する。



最近気になった記事一覧


みんな勘違いしてないか?休学することの本当の意味。
http://ameblo.jp/naokivb/entry-11312497285.html

学生とインターンシップというブランド
http://www.takuice.com/2010/09/blog-post.html

大学時代にアルバイトなんてするな。
http://www.alones.me/herume/archives/2012/07/242340.php



2012年7月7日土曜日

中国語をネット上にある無料動画で学びたいあなたへ

相変わらず英語学習が盛んである。英語学習に関する情報はネット上に無尽蔵に掲載されており私も非常に参考にしている。しかし,世界的に見れば英語を「話す」こと自体は珍しいことではなく,むしろ当たり前である。むしろ,今後は「英語+α」つまり,英語以外にもう1つ言語を習得する必要があるのではないだろうか。韓国語,スペイン語やフランス語などを思い浮かべるかもしれないが,私は21世紀の世界経済を確実に牽引するであろう中国の人口約13億人が使用する(地域による多少の違いはある)「中国語」を習得する必要があると思う。(日本と同じ漢字文化は学ぶ上での精神的余裕を生む)


朝日新聞デジタル:米ブランドが中国語での接客を開始
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY201207050295.html



しかし,語学学習に多くの費用をかける必要が果たしてあるのだろうか。もちろん,学習の初期段階では基本的な文法や単語を参考書で学ぶ必要はあるが,今ではネット上に無料の動画が掲載されている。以下に,中国語を無料で学べる動画(解説言語は英語なので英語学習者には一石二鳥)をまとめたのでぜひ参考にしてほしい。あなたが,中国語を習得すれば英語話者以外に約13億人の中国人と繋がる事ができるかもしれない。