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12月, 2013の投稿を表示しています

2013年に更新したクラフトビールに関するブログ記事7選

■クラフトビールに関する情報発信を続ける ①海外市場の情報を日本語で発信するメディアが少ない ②個人として海外市場の事情をおさえておく必要が有る ③英語×ブログ×クラフトビールで他者(社)との差別化 上記3つの理由から、1年間海外クラフトビール市場に関する情報発信を続けてきました。 来年も継続して海外クラフトビール市場の情報を発信していきます。また、来年の目標は 有名ブルワリーのセールス&マーケティング担当者やブリュワーとの交流機会を手に入れること です。そのためにもクラフトビール業界に関する知識習得、英語力の強化に努めて行きます。 以下、今年1年で更新した記事です。ぜひ、ご覧になってください。日本市場とは異なり急成長しているのが、よく分かるかと思います。今後とも、よろしくお願いします。 米国におけるビール醸造所数 http://koheiharada.blogspot.jp/2013/01/blog-post_20.html 米国クラフトビール市場の成長予測 http://koheiharada.blogspot.jp/2013/01/blog-post_26.html シカゴのクラフトビール市場に根付く理念 http://koheiharada.blogspot.jp/2013/02/blog-post.html 地ビールとクラフトビールの違いについて http://koheiharada.blogspot.jp/2013/02/blog-post_9397.html BrewDog(ブリュードッグ)の海外戦略 http://koheiharada.blogspot.jp/2013/02/brewdog.html 米国クラフトビール市場に関するインフォグラフィック http://koheiharada.blogspot.jp/2013/03/blog-post_8666.html クラフトビールを楽しむための「BrewFilm.jp」に感じる可能性 http://koheiharada.blogspot.jp/2013/12/brewfilmjp.html

何を始めるか、何を捨てるのか

■何かを手に入れるために、何かを捨てること 今日は飲食業界について学ぶために280円均一で有名な居酒屋チェーン店「 鳥貴族 」の代表取締役社長・大倉氏の著作を読んでいました。 以下、印象に残った言葉がありましたのでメモします。 うまくいかないときに、「何が足りないのか」と人は考えがちです。しかし、実際には捨てること、つまり引き算の発想の方が大事な場合もたくさんあるのです。 文中では、鳥貴族が「 炭火焼 」をしない理由を説明するために上記の言葉が用いられていました。チェーン店にとって最重要課題である「 オペレーションの標準化(=誰にでもできるような仕組みづくり) 」と熟達した技術が必要な炭火焼は相性が悪く、であるなら炭火焼をせずに、誰にでも利用できる専用グリラーを選択したという、お話です。鳥貴族の目的は炭火焼をすること(あくまでも手段)ではなく、美味しい焼き鳥を提供することなので、この目的に沿って的確な判断を下した、と言えます。 何かを手に入れるためには、何かを諦めることも求められていきます。大事なことを「1つ」見極めて、そこに全神経を集中させていくべきです。 何か新しく始めたら(始めたいのであれば)、何か1つ捨てる(諦める)こと 。多くの企業は事業多角化を背景に様々なことに手を出しがちですが、大事なことは「 何を始めるか 」と同時に「 何を捨てるか 」を考えることです。 <参考記事> 無いことを嘆くよりも、有るものに気付けるかどうか http://koheiharada.blogspot.jp/2013/08/blog-post_25.html

仕事納め、今年もありがとうございました。

本日が今年度の最終出社日で、無事に社会人1年目を終えることができました。慣れない環境下で緊張しながらも各方面の皆さんに色々と助けて頂きました。特に、会社の同僚・学生時代からお世話になっている先輩社会人の皆さんのおかげです。 以前書いた 記事 にありますが、とにかく「社会人1年目は仕事に集中する」と強く決意していたので、プライベートな部分を疎かにしてしまった面もあります。クリスマスは辛かったですよ...苦笑 来年には、恐らく暮らす場所も変わると思いますので、仕事以外の面でも新しい人とのつながりを育んで行ければと。ちなみに、年末年始は特に大きな予定を組んでいないので「読書」と「ビール&日本酒の勉強(=飲み)」を軸に、ゆっくりと過ごしていきます。 ということで、来年も引き続きよろしくお願いします。新年会でクラフトビール飲みたい!とか日本酒飲みたい!という方は、 コチラ にご連絡ください。お待ちしております。ゼミ後輩の皆さんも、ぜひまた飲みにいきましょう。

【読書メモ】アイデアは閃きだけではなく、きちんと数字で表現すること。

■飲食店のトレンドを学ぶために選んだ本 仕事柄、飲食店の方々とお付き合いさせて頂く機会が増えておりますが、飲食業界のイロハも知らない状態では提案も難しい。という考えから、先ずは飲食のトレンドや常識を学ぼうと思い、以下の本を選びました。マスメディアでも盛んに特集されている「 俺のイタリアン、俺のフレンチ 」に関する話です。 主に「 競争優位性 」や「 差別化 」というキーワードを軸に経営について語られている内容の本ですが、飲食業界の「 原価率 」の常識を超えた数値理論を元に快進撃を続ける俺のイタリアン、俺のフレンチを支える常務取締役・安田氏の言葉に強い印象を受けました。 「ニューヨークで働いていた時に、『数字で裏付けられることって凄い!』と感じた経験がありました。閃いた発想をこまねいているだけで、『たぶんこっち』『たぶんあっち」という表現だと、『本当にそうなの?』と疑ってしまう。『数字で見せてよ』と思うでしょう。だから、 アイデアは閃きだけではなくきちんと数字で表現すること 。これまでの常識に対して、数字に落とし込んだアイデアとのギャップがあるときは勝つチャンスが高いと、経験から確信をもっています」 ■ビジネスは直観や推測だけでは不十分 思わず「 アイデアは閃きだけではなくきちんと数字で表現すること 」という言葉に目から鱗が落ちました。社会人として働き始めてから気付いたことは、意外にも世の中「直観」とか「推測」など 客観性の低い根拠 をもとに動きがちであるということ。 よくありがちなのは、「〜だと思われます」や「恐らく〜」など 数字を提示できずにごまかすこと。 相手を説得するために必要なのは「 数字に基づいた客観性の高いロジック 」と「 感情にふれるストーリー 」の2つ。意外に前者が置いてきぼりされてしまい、何だかフワフワと浮ついた話が多いのです。世間一般がもつ常識を切り崩せるのは客観性の高い数字です。数字のもつ意味を紐解き、アイデアに結びつけられるスキルは今後も変わらず通用します。 根拠が薄い行動は控えて、数字に基づいた行動を起こしていかないと。内省も込めて、こちらの本を紹介しました。もやもやが晴れる良書でした。

大きな実を得るために、先ずは「種まき」をすること

大きな実 (=成果&信頼) がなる木を育てるために必要なことは、先ず種をしっかりと蒔くこと。 大きな実を得るためには、じっくりと実が育つのを我慢しなければならない。 目先の結果にとらわれて、我慢できずに実を収穫してしまうと結果的に大きな成果を得ることはできない、 もちろん、成果という名の実を収穫すると同時に、何年後に備えてしっかりと種をまいて育てていきたい。 入社してから、もうすぐ1年が経過しようとしているタイミングで思い悩むことが多い。上司のように、スムーズに物事が進まない。だけど、先ずは自分なりに種をまく努力をする必要がある。 ここを怠ると、その先にある大きな実を収穫することは出来ない。千里の道も一歩から、という諺にある通り最初の一歩から少しずつ積み上げていかないと。皆さんは、しっかりと種をまいていますか?

クラフトビールが米国全土にもたらす驚くべき数値、2012年ミズーリ州に約6億ドルの経済効果

■クラフトビールがもたらす驚くべき経済効果 Via: http://www.brewersassociation.org/pages/government-affairs/economic-impact-data 米国醸造者協会によるクラフトビール2012年レポートを箇条書きで簡単にまとめてみました。今までに知らなかった数値も含まれているので、要注目です。 ・米国全体への経済効果は約339億ドル(約3兆円) ・米国全体で36万人の雇用を創出した ・ミズーリ州は約6億ドルの経済効果、約6,000人の雇用創出 ・イリノイ州は約13億ドルの経済効果、約14,000人の雇用創出 ・大きな州ほど、経済効果が大きく現れている <過去記事>米国クラフトビール市場、2017年までに約3倍の成長予測 http://koheiharada.blogspot.jp/2013/01/blog-post_26.html

クラフトビールを楽しむ映像サイト「BrewFilm.jp」に感じる可能性

■クラフトビールを伝える映像メディア ネット上で偶然見つけた上記の動画を見て、予告編の短い3分の動画でしたが非常に感動しました。まさに「 クラフトビールの“今”を追う 」という言葉通り、各ビールメーカーの経営者や醸造責任者へのインタビューを通じて、関係者の生の声を伝えています。 クラフトビールの本質は醸造規模の大きさではなく、造り手や経営者の「顔」が消費者に見える、つまり「個」にあるのではないかと考えています。例えるならば「 ◎◎というクラフトビールを醸造している△△さん 」という風に、今までのビール業界に無かった動きが起きつつあります。 そのクラフトビール業界の「顔」の部分をしっかり抑えている「 BrewFilm.jp 」という映像サイトの可能性にすっかり惚れ込んでしまいました。過去の 記事 でも紹介をさせて頂きましたが、未成熟な業界を盛り上げる1つのカギが「 専門メディアの発達 」だと思います。 専門メディアだからこそ、消費者にクラフトビールの醍醐味を伝えることができることが多々あります。どうしてもメーカー関係者だと専門的で難しい用語を使いがちですが、専門メディアはその部分を分かりやすく消費者に寄り添って「 翻訳 」する役割を求められているのではないでしょうか。 今後の「 BrewFilm.jp 」の動向に注目です。キッカケがあれば、ぜひ関係者の方と1度お会いしてお話しをさせて頂ける機会があれば非常に嬉しいです。

【イベントレポート】COEDO×BallastPoint TapTake Over@TAKIEYの1日目に参加してきました!

■「 COEDO×BallastPoint TapTake Over@TAKIEY 」 以前、こちらの 記事 で紹介させて頂いたイベントの1日目に参加してきました。午前11時から午後10時まで、ビール&お料理のペアリングを堪能しました。とにかく、楽しいイベントで見知らぬ人同士が美味しいビール&お料理を囲んで仲良くなっていく姿に感動しました。そのような雰囲気を造り出す「 TAKIEY 」さんには、本当に感謝しております。 ■厳選された8種類のTap 私は普段なかなか飲めない「 BallastPoint 」を終始飲んでいました。小麦を使ったベルジャンホワイトの中にスパイシーな味わいや香りがあるビールや、苦みの強いIPAにハバネロが入ったビールなど、日本でお目にかかれないビールばかりがありました。とにかく、個性的で美味しかったです。 ■イベント限定のお料理 イベントのために仕込まれたカレーは、通常ビールで使用するモルトを粉砕したものが中に入っていました。タマネギの甘みもありつつ、モルトの香ばしさも同時に感じられる特別なカレーでした。一緒にいた方々と、この モルトを使ったカレーに合う究極のビールを探そう! というフードペアリング企画もやりながら楽しんでいました。 今日も12時から22時までイベントが開催されるので、お時間ある方は遊びにきてください。こだわりのクラフトビール&お料理のペアリングを楽しんでください。個人的には漆黒とカレーのペアリングがお勧めです!

社会人1年目が終わる直前なので、色々と書いてみた。

■社会人1年目が終わりに近づいている 以前から、私と付き合いがある方やブログを読んでくださっている方はご存知かも知れませんが、私は2012年9月に大学を卒業後、2013年1月に埼玉県内の企業に就職しました。なので、 来年1月で社会人1年目が終了し、2年目に突入するタイミング なのです。 少し早いですが今年を振り返ると、とにかく「 仕事一本 」で進んできた感があります。いわゆる、一般企業の新卒社員とは環境が異なる(=チーム内に新人はゼロ)ので、上についていくので必至だったのと、彼らに負けないくらいの価値は提供したい、という思いを強く持っていました。今でも、そこは変わらずにあります。 ■働いてみて分かったこと 学生時代にアルバイト、インターンシップ、就職活動を通じて「働く」を考え・体感していましたが、やはりビジネスの最前線の現場で実際に働くのとでは、質も量も全く異なります。正直、学生時代は「働く」ことに対してネガティブな印象がありましたが、割と「自由(裁量)」がありつつ、責任ある仕事が出来ているので、その点は満足かつ感謝しているところではあります。 もちろん、辛いこととか大変なことはありますが、自分よりも更に大変な環境にいる方が周りにいるので、その辺りは殊更に口外する必要はないと考えています。もし 就職活動を始める人、既に就職先が決まった人へ一言アドバイスをするなら、「 とりあえず働いてみよう 」ということに尽きます。 もちろん、私もたかだが「1年」なので偉そうなことを言える筋合いはありません。個人的には「 3年 」を目安に、別の方向に行くのか、それとも今の方向で新しい取り組みを仕掛けるかを考えていければと思います。ちなみに直近では、学生時代にサークルでやっていた「 ゴルフ 」の練習を再開したこと、友人が数多く住んでいる「 ソーシャルアパートメントへの引っ越し 」を検討、クラフトビール市場を調査するために「 欧米・アジアへの視察旅行 」などが、個人的な関心であり実現できればと思っています。 いつも通り、全くとりとめの無い文章になってしまいましたが、これもご愛嬌ということで今後ともよろしくお願いします。※忘年会のお誘いも コチラ でお待ちしております。

【イベント】COEDO×BallastPoint TapTake Over@TAKIEYに参加します!

私も参加するイベントのお知らせです。12月14日(土)&15日(日)に都立大学近くにある お店 で、COEDOと米国サンディエゴの人気ブルワリー・ バラストポイント の樽生が計8種類も飲めます。お時間ある方は、ぜひ遊びに来てください。カレーとクラフトビールのマリアージュもできるので、今からとても楽しみです。 ■イベント詳細 COEDO×BallastPoint TapTake Over@TAKIEY https://www.facebook.com/events/1427612580801171/

“美しい製品は美しい会社からしか生まれてこない” byフィル・リービン

■ 企業文化=製品 久しぶりにHBRを購入したのですが、タイトルが「 理想の会社 」というズバリなもので、強い興味を持ち読みつつ進めてきました。中でも、エバーノートCEOであるフィル・リービン氏の「 企業文化 」に関するコメントが、秀逸でしたので紹介します。 どんな製品にも、その会社の姿が透けて見えるもので、オフィスの様子までわかってしまうほどです。それはごかまかすこのとできないことで、美しい製品は美しい会社からしか生まれない。製品と会社は同一もので、製品には企業文化が直接に体言化されるものです。いや、100年経つと企業文化自体が製品になる。企業文化以上に大切なものはなく、それは最新の製品よりも重要なのです。 ■ ブランドとしての一貫性(=言行一致) 彼が指摘している「 美しい製品は美しい会社からしか生まれない 」という言葉が特に印象に残っています。美しい、という言葉をどのように捉えるのかにもよりますが、とにかく 製造から販売までのフローで常にブランドポリシーが一貫することで、美しい製品は生まれる のだと思います。 多くの場合は「売れる商品」を製造販売するために「中長期的にブランドを育てる」という意識が低く感じます。ブランドを育てるために大切なのが「 言行一致 」の原則だと考えています。つまり、 企業の理念(ビジョン)と実際の行動に矛盾がなく筋が通っているか 。この部分に矛盾が生じてしまうことで ある種の「美しさ」が欠落してしまうのです。 または、文字通り「整理整頓」が表す「清潔さ」という意味も持ち得ているかも知れません。確かに、オフィス内が汚い企業から新しいアイデアが浮かぶとは思いません。先ず各個人が取り組むべきは「 美しさ 」の定義を考え、これに基づいた行動をとるべきこと。その部分に矛盾が生じないように注意しながらも、革新的な製品を市場に流通させる必要があります。エバーノートから学ぶことは多いです。

【ビール】日本在住ドイツ人御用達のビール専門店、六本木・バーンズバーはかなり最高です。

先日、仕事でのお付き合いがあるドイツ人の方&上司と六本木にある バーンズバー(Bernd's Bar) に訪問しました。本格的なドイツビールを飲める、という噂は聞いておりましたが、ビールの種類の多さに驚きました... Via: http://www.berndsbar.biz/fooddrinks.htm 失礼な話かも知れませんが、昨今は米国を中心にホップを大量に使用したた個性的なビールが、クラフトビール業界を盛り上げておりドイツビールの印象は「 ちょっと地味 」という感覚を持っていました。実はその「地味」という感覚はポジティブな味方をすれば「 丁寧 」と言い換えることが出来ると思います。 私はその日に「5種類」のビールをお勧めされて飲みましたけど、どのビールも先ずは「 飲みやすい! 」と印象を受けました。特別に個性的なホップを使用している訳ではないですが、きちんと「 モルト(麦芽) 」の味わいを感じられるものばかりです。特にドイツ北部で一般的な「 イェーバーピルスナー 」は苦みとキレのバランスが素晴らしく、今まで飲んだピルスナーの中でも1・2を争うものでした。 ドイツビールを飲んで思ったのは、派手さはないかもしれないけれど、丁寧にビールを醸造して多くの人に愛されているモノ ということです。 個性的なビールが手放しに賞賛される昨今のクラフトビール業界において、改めてドイツビールの素晴らしさを実感した のでした。ご興味がある方は、ぜひ私までお問い合わせください。一緒にドイツビールを飲みにいきましょう!