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[ビジネス/日本]地ビールとクラフトビールの違いについて

こんにちは、毎週恒例のブログ更新です。 Craft Beer from Michael Jolly on Vimeo . 前回の 記事 では米国ニューハンプシャー州でナノブルワリーに対する販売・製造免許取得の規制緩和案が施行されたことによる、ナノブルワリー増加とそれに伴う課題について紹介しました。確かにナノブルワリーあるいはマイクロブルワリーの課題は 製品の品質管理 と 市場への安定供給 である、という指摘には強く共感せざるを得ません。 さて、今回は前回とは趣向をガラッと変えてもっと根本的な部分を問い直してみたいと思います。ずばり「 地ビールとクラフトビールの違いについて 」です。近年、日本でもクラフトビール専門店が都内を中心に数多く点在しており、クラフトビールという言葉はだいぶ世間に浸透してきたものの、多くの人が地ビールとクラフトビールを混同して理解しているような気がします。そこで 私見 という形で地ビールとクラフトビールの違いについてまとめてみます。 そもそも、地ビールという言葉が広く知られるようになった契機は1994年の規制緩和により ビールの最低製造量が従来の2000klから60kl に引き下げられたことでした。この緩和策により日本全国に小さなビール醸造所が数多く誕生したことにより大きな地ビールブームが起きました。 この時代の地ビールはいわゆる 観光地の土産品 というイメージが強く、小規模醸造のため 価格が高い 、一般的なビールとは異なり クセがある 、パッケージの デザインが洗練されていない 、などネガティブなイメージがつきまとってしまい結果的に地ビールブームは終焉を迎え、数多くのビール醸造所が姿を消したと云われています。 そして現在は地ビールからクラフトビールという言葉を頻繁に耳にするようになりました。元々、クラフトビールという言葉自体は英語 の「 Craft beer 」であり意味としては「 クラフトマンシップ(職人的精神)を持つ人たちがビールの違いやこだわりを求めて醸造したビール 」 というのが適当だと思われます。その意味で云うと、地ビールは その土地に根付いたビール 、英語で云うと「 Local beer 」という表現が当てはまるような気がします。 もちろん、どちらの言葉が本質的に正し...