先週13日(金)に、学生時代に大変お世話になりました新宿西口の就トモCafeで就活生向けのイベントに参加してきました。今回は岡山県にある菓子メーカー「カバヤ食品株式会社」さんの皆さんとご一緒させて頂きました。
私は学生向けに「会社概要」と「酒類業界の流通構造」を説明しました。私もたった2年の社会人(営業)経験しかありませんので、緊張しながら少しでも伝わるように話をしました。学生には分かりにくい内容で大変申し訳ないと思いつつ、実は「酒類業界の流通構造」は、入社してから最初に上司から教わった内容にアレンジを加えたものでした。
特に酒類業界と菓子業界の違いはあるものの、両者が抱えている課題や悩みが似ており、ビジネスの本質に差はない、と改めて思う時間でした。大きな違いがあるとしたら、競合企業数(プレーヤーの数)。ビール業界は大手4社が市場全体の「99%」を占めていますが、菓子業界は3.2兆円の市場に50社以上がひしめく激戦の業界です。
イベントが終わってふと思ったのは、菓子は「差別化」するのが難しいような気がしました。もちろん「味・価格・パッケージ」などの要素はありますが、売場にあれだけの種類が陳列されている中で、どうやって他社と違いを出すのかな?やや「価格訴求」されがちな印象があります。嗜好品とは戦略が異なりそうで、もっと深く勉強していきたいです。
最後に、社会人向けに各業界の構造を比較して発表し合う機会が欲しい!と思いました。今後、少子高齢化や人口減少、グローバル化などの要因から各市場で厳しい戦いが待っています。となると、これまでの「常識」だけでビジネスをしていると、負け犬になる可能性が高く、他の業界の構造を学びつつ、新しい戦略を取り入れる必要があるかなと。とにかく他の業界についても勉強します。
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