今回は,投資家として有名なジム・ロジャーズ氏の著書『人生と投資で成功するために娘に贈る12の言葉』を読んで共感する点が数多くあったので,読書メモという形でと共有したいと思います。彼をあまり知らないという方は,以下の動画を見ることをお勧めします。
①他人に流されてはいけない
②大好きなことには情熱のすべてを注ぎなさい
③常識はそれほど常識ではない
④世界は自分で見ておいで
⑤哲学を,つまり「考える」ということを学びなさい
⑥中国の時代 中国語を身につけて欲しい
⑦歴史を勉強しなさい
⑧汝自らを知ること
⑨変化をとらえ,そして受け入れなさい
⑩未来を見つめなさい
⑪大衆に逆らいなさい
⑫幸運の女神は努力を続けたものに微笑む
特に,私は④と⑦を読んで大いに感銘を受けました。世界を知るために先ず必要なことは「歴史」を学ぶことなのです。どうしても,私たちは「未来」に関心を抱きがちですが,その未来を見通すためには歴史が不可欠といえます。抜粋した箇所を読んで,今までの考え方を反省し,今後に生かさねばならないと感じました。
④世界は自分で見ておいで
- 本に頼ってはいけない。その目で世界を見ておいで。
世界を見れば,君は自国ばかりではなく自分自身ももっとよく知ることができる。多種多様な国々をめぐり,さまざまなことに遭遇し,経験する中で,君はいままで知らなかった自分に出会うだろう。いままではなかった興味や関心を見出し,そして,自分自身の強さや弱さにも気づくだろう。君には観光だけではなく,人々の生活の場をその足で歩いて見てほしい。美しく飾られた部分だけではなく,異国の日常を見ることで,新しい何かを発見し,ときには疑問を抱いたりするだろう。
本に限らず,私たちは国内外問わず多くの情報をインターネットで入手できるようになりました。日本に居ながら米国や中国の情報を知ることができます。しかし,実際に現場に行かなければ分からないことが必ずあります。多くの人が伝える「手垢のついた情報」ではなく,自分の手足を使って「生の情報」を手に入れる必要があるのではないでしょうか。
⑦歴史を勉強しなさい
- 歴史を知ったら世界へ踏み出してごらん。
以前に,いろんな国へ行ってほしいと伝えたね。でも,世界へ踏み出す前に,まずその国の歴史を調べることだ。歴史を知らずに他の国に足を踏み入れても,君はその瞳に映るものの大半を理解することはできないだろう。歴史を知らなくては,何を見たとしても,学ぶことも分析することもできない。
歴史を学んで,外の世界を見なさい。最初に足を踏み入れるのに,どの国が一番いいかなんてことは,大きな問題ではない。どの国でもいい。行って,真実を見てきなさい。
外国の歴史を学ぶとと同時に,日本の歴史も併せて学び必要があると思います。そもそも,自国の歴史を説明できないことは恥ずかしいこと,だと最近思います。現代に必要なのは「温故知新」の精神ではないでしょうか。いきなり,分厚い歴史書を読むのではなく,薄くてもいいので全体を俯瞰できる入門書に挑戦しようと思います。
成功する秘訣の第一は人と違うことをやることさ。いつもみんな
の先を行かなきゃ。とにかく人と同じことをしていてはダメなんだ。
《人生と投資で成功するために娘に贈る12の言葉 目次》
②大好きなことには情熱のすべてを注ぎなさい
③常識はそれほど常識ではない
④世界は自分で見ておいで
⑤哲学を,つまり「考える」ということを学びなさい
⑥中国の時代 中国語を身につけて欲しい
⑦歴史を勉強しなさい
⑧汝自らを知ること
⑨変化をとらえ,そして受け入れなさい
⑩未来を見つめなさい
⑪大衆に逆らいなさい
⑫幸運の女神は努力を続けたものに微笑む
特に,私は④と⑦を読んで大いに感銘を受けました。世界を知るために先ず必要なことは「歴史」を学ぶことなのです。どうしても,私たちは「未来」に関心を抱きがちですが,その未来を見通すためには歴史が不可欠といえます。抜粋した箇所を読んで,今までの考え方を反省し,今後に生かさねばならないと感じました。
④世界は自分で見ておいで
- 本に頼ってはいけない。その目で世界を見ておいで。
世界を見れば,君は自国ばかりではなく自分自身ももっとよく知ることができる。多種多様な国々をめぐり,さまざまなことに遭遇し,経験する中で,君はいままで知らなかった自分に出会うだろう。いままではなかった興味や関心を見出し,そして,自分自身の強さや弱さにも気づくだろう。君には観光だけではなく,人々の生活の場をその足で歩いて見てほしい。美しく飾られた部分だけではなく,異国の日常を見ることで,新しい何かを発見し,ときには疑問を抱いたりするだろう。
本に限らず,私たちは国内外問わず多くの情報をインターネットで入手できるようになりました。日本に居ながら米国や中国の情報を知ることができます。しかし,実際に現場に行かなければ分からないことが必ずあります。多くの人が伝える「手垢のついた情報」ではなく,自分の手足を使って「生の情報」を手に入れる必要があるのではないでしょうか。
⑦歴史を勉強しなさい
- 歴史を知ったら世界へ踏み出してごらん。
以前に,いろんな国へ行ってほしいと伝えたね。でも,世界へ踏み出す前に,まずその国の歴史を調べることだ。歴史を知らずに他の国に足を踏み入れても,君はその瞳に映るものの大半を理解することはできないだろう。歴史を知らなくては,何を見たとしても,学ぶことも分析することもできない。
歴史を学んで,外の世界を見なさい。最初に足を踏み入れるのに,どの国が一番いいかなんてことは,大きな問題ではない。どの国でもいい。行って,真実を見てきなさい。
外国の歴史を学ぶとと同時に,日本の歴史も併せて学び必要があると思います。そもそも,自国の歴史を説明できないことは恥ずかしいこと,だと最近思います。現代に必要なのは「温故知新」の精神ではないでしょうか。いきなり,分厚い歴史書を読むのではなく,薄くてもいいので全体を俯瞰できる入門書に挑戦しようと思います。
コメント
コメントを投稿