ツイッターで頻繁にお目にかかるカジケンさんが最近お書きになっていた「型を作る。」という記事が、新入社員(私も含めて)の方にとって非常に役立つ(有意義)内容であると思い、誠に勝手ながら紹介させて頂きます。
記事の中盤に書かれているエピソードが秀逸です。
何も考えず、なんとなく適当に場数をこなしていっても、ある程度の型はできますが、やはり大事なことは先人から学ぶこと。
中村勘三郎さんが生前、「型のある人が型を破ることを型破りといい、型のない人が型を破ることを型無しという」と仰っていましたが、400年の歴史がある歌舞伎のような質と深さがある型は、もちろん別格中の別格。
しかし型を、「先人の成功パターンを自分なりにうまく取り入れておくこと」、と考えればあらゆることで応用がききます。
特に中村勘三郎さんの「型のある人が型を破ることを型破りといい。型のない人が型を破ることを形無しという」この文章はまさに新入社員である私の心に強く響きました。この考え方は「守・破・離」という日本古来のアイデアに通じるものがあると思いました。
本当の意味での「オリジナリティ(個性的なやり方)」を手に入れるためには、大前提として基本的な「型(=基本)」を身につける必要があるということです。この部分を無視して「我流」で始めてしまうと、とかく不必要な遠回りをしてしまいます。
特に新入社員は、そもそも仕事を行なう上での「型」が身に付いていないので、どのやり方が一般的に正しいのか/正しくないのかを判断することができません。つまりは「判断基準(ものさし)」をまだ持ち合わせていません。
この仕事を行なう上での「型(=判断基準)」を手っ取り早く身につける最良の手段は「とにかく上司の真似(まね)をすること」だと思います。真似ること=学ぶこと、ともよく云われている通り、とにかく上司の動作を観察して同じようにやってみることが大事になります。
私の場合は上司(リーダー)の様々な動作を意識的に真似しようと心掛けています。特に話し方、メモの取り方、電話応対の仕方、モノの考え方(考え方のクセ)、書類の整理法などは観察しながら勝手に少しずつ取り入れています。
こうしていると、徐々に仕事の「型」が分かってくるような感覚になり、そこからは自分なりの「工夫」(上司よりも効率的なやり方)を加えてオリジナリティを追求するようになりました。(*まだまだできてない部分は多いですが)
一概に、私のやり方が正しいか否かは分かりませんが、少なくとも私は「真似が上手な新入社員は伸びる(のではないだろうか)」と信じつつ仕事に取り組んでいます。新社会人の皆さん、また先輩社会人の皆さんはどのようにお考えでしょうか?ぜひご意見をお願いします。
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