私のFacebookウォール上で宋文洲さんの「忘れがちな戦略の基本」という記事の一部抜粋した箇所が取り上げられていました。従来の「戦略」という言葉が持つイメージとは離れつつ、核心を突いた指摘だと思います。
漢字の戦略とは「何をどう上手くやるか」という意味ではありません。やらなければならない多くの課題を直視し、「如何に不要の戦を略するか」という意味です。英語のStrategyは「何をしないかを決める」ことです。
確かに一般的な戦略という言葉が持つイメージは「Aという戦略があり、またBという戦略もあり・・・」のように「やらなければならないことを多数列挙したモノ」というイメージがありました。しかし、漢字から意味を紐解くと「やらなくて良いこと」を見極め、本当にやるべきことに資源を投入する「集中」の意味合いがあるのです。
宋文洲さんが指摘するように「戦略」とは、極めてシンプルなものであり、よくある堅いビジネス書に書いてある「戦略論」とは一線を画すものです。私も個人のセールス戦略を立てる際には「何をしないかを決める」ことに集中したいと思います。
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