■正しく伝える・伝わる
先日、工場見学にお越し頂いた方と「ブランド」についてお話をしていた時に自然と出た「コミュニケーションって伝言ゲームのようなもので、相手に正しく伝える・伝わることが最も大事で、ここで間違った(意図してない)伝わり方をしてしまうと軌道修正が効かなくなりますよね」という言葉をふと思い出した。
今朝読んだ片岡氏の記事で指摘されている「広報」の重要性も上記と同じで、企業(組織)は自社商品が消費者に伝わるまでの「プロセス」に細心の注意を払う必要がある。結果よければ全て良し、で終わるほど簡単な話ではない。大手企業が提供する商品&サービスであれば説明不要で済むことが多いかもしれないが、中小企業が提供するものは得てして知名度が低い。だからこそ「消費者に正しく自社商品の価値を伝える伝言ゲームの重要性」を理解する必要がある。
誰でも気軽に情報発信ができるようになると、かつての既存メディアが果たしていた「フィルター」の役割が形骸化してしまう。こちらが情報を正しく伝える(伝わる)努力を怠ったために誤解を招くケースもある。伝え手も受け手も情報を正確に捉え、上手に伝言できれば企業のブランド価値は自然と向上できると考えている。
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