4月4日。
明日,健康診断があるものの授業開始は5月2日という
何とも言えない状況ですが,その分時間がたくさんあるので
英語学習・読書・卒論・就職活動?・多くの人と出会うこと
などに,時間を投資していきたいと思います。
そんななか,午前中に大学で所属するゼミナールでの
専攻科目である「統計学」の復習をしていました。
日本の大学では「統計学」という学問は馴染みのない学問ですが,
欧米の大学において「統計学」(+リサーチ・メソッド)は必修科目
になっているという話も聞いたことがあります。
教授曰く,「統計学(リサーチメソッド)は学問の基本である」
と仰っていました。
物事を論理的に考える(=ロジカルシンキング)は,その大半が
統計学的思考(推測,仮説構築,観察,一般化,検証,因果関係など)
に基づいています。
それだけ,学問をするうえで「統計学」は大事であるということです。
そこで今回,これから「統計学」を学ぼうとしている方(学生・社会人)
向けに私自身が実際に使っている「統計学」関連の参考書・書籍を
紹介させて頂きたいと思います。
(★)は,特にオススメ
『創造の方法学』 (講談社現代新書 553) 高根 正昭
⇒これは,基本中の基本。全ての学問に通じる一冊。
『新・涙なしの統計学』 D. ロウントリー http://t.co/fpk97IM
⇒数式や複雑な公式を使わずに,統計の基本を学べる一冊。
初めて,統計を学ぶ方にお勧めしたいと思います。
『はじめての統計学 』鳥居 泰彦
⇒数式や複雑な公式が多いものの,よくまとまっている一冊。
ただ,私自身はあまり使ってない。
『社会統計学―社会調査のためのデータ分析入門』 G.W. ボーンシュテット
⇒統計学を学ぶ上で最高の1冊だと思います。正直,この1冊さえあれば
統計学の基本から応用まで学ぶことができます。(★)
『The Practice of Social Research 』Earl R. Babbie
⇒ゼミナール名物の「バビー」(笑)。この本は,欧米の大学やビジネススクールで
実際に使われていた教科書です。リサーチメソッド(社会調査法)を学ぶ上で,
これを外すことは絶対に出来ないと思います。マーケティングやリサーチの手法
を体系的にまとめてあります。(★)
『SPSSで学ぶ医療系データ解析―分析内容の理解と手順解説、
バランスのとれた医療統計入門 』対馬 栄輝
『SPSSで学ぶ医療系多変量データ解析―分析内容の理解と手順解説、
バランスのとれた医療統計入門』 対馬 栄輝
⇒統計解析ソフトSPSSの使用法と具体例が多く記してある一冊。
SPSSを利用されていて,分からない点があれば是非この本を
読まれることをお勧めします。
以上になります。
*S○Iなんかやらずに,統計をやりましょう(笑)
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