突然の報告になりますが,2012年9月19日(水)に明治大学を「9月卒業」という形で卒業することになりました。充実した学生生活を送ることができ,無事に卒業を迎えることができたのは多くの友人・知人と家族のおかげだと思っています。本当に心から感謝しています。ありがとうございました。
今回は,この大学生活で学んだことを「大学生活を絶対に後悔して欲しくない!卒業前に大学生へ贈る5つのメッセージ」と題して記事を紹介します。ただ、学生時代は充実していたとはいえ数多くの失敗を経験し,正直に言えば多少の後悔もあります。そこで,現役の大学生の方には僕と同じような後悔をしてもらいたくない,と同時に私が学生生活を通じて学んだことを少しでも知ってもらうことで実りある学生時代を過ごしてほしいと思い記事を書くことにしました。お役に立てれば幸いです。
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<卒業前に大学生へ贈りたい5つのメッセージ>
① 自らの身を救うために常に「勉強」しよう
② 「英語」はやっておいて絶対に損はしない
③ 学生生活は「環境」と「人」で8割方決まる
④ 異文化に触れることは将来の「財産」になる
⑤ 「やりたい」と少しでも思ったことは全てやる
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① 自らの身を救うために常に「勉強」しよう(*ツイートまとめ)
若いうちに大量のインプット(書籍中心)をするか否かは,後々に大きな差が出ると思うんだよね。ネタの引き出しが増えるというか。また,学生時代に勉強する習慣がなかった人が,急に社会人になってから勉強する習慣が身につくとは思えない。
学生にとって自らの身を救える最適な手段は「読書」だと思う。経験が少ないなら知識で武装すればいいのではないかと。知識という武器を手に入れつつ,徐々に経験値を増やしていく。
文系大学生の学業内容や成績が就職活動時に評価されにくいという現実がある一方で,やはり勉強は必ずしておいた方がいいと思う。面接のノウハウやエントリーシートの書き方なんかは就活が終われば直ぐに吹き飛ぶけど,読書などで学んだことは一生モノで,自分の血となり肉となるんだよね。
大学生にとって「1回3000円」の飲み会に参加するくらいなら,そのお金を書籍代に投資することも時として大事だと思うんだよね。新書が3冊くらい買える金額と考えると尚更。
今思うともう少し大学施設,特に大学図書館を有効利用しておけば良かったなと後悔しています。大学1年~2年次は,ほぼ図書館を利用しませんでした。この頃はあまりにも無知で図書館の素晴らしさに気付けませんでした。大学を卒業したら図書館に立ち寄る機会も減りますし,高価な学術書や専門書を容易に借りることができなくなります。なので,1度騙されたと思って図書館を最大限に利用してください。沢山の「知」に触れることで,一回り大きくなれると思います。
② 「英語」はやっておいて絶対に損はしない
あくまで僕個人の推測ですが今後2~3年で更に世界全体でグローバル化が加速するに従い,日本企業も企業規模や有名無名を問わずにその多くのが採用時に「英語運用能力」(TOEIC750点以上など)を当然のように問うてくると思っています。つまり,「英語ができるか否か」が新卒採用時に影響する可能性は今よりもはるかに大きくなり,要求される水準が更に高くなるでしょう。
また世界中に溢れている情報の大半は英語であり,残念ながら日本語ではありません。もし世界中の多様な視点を手に入れようと思えば,英語無くして実現しないことは明白です。また,英語ができれば話題のTEDや海外の有名大学がオンライン上で無料提供している講義を見たり聞いたりすることができます。つまり,英語ができれば「世界の叡智」に触れ,知的好奇心がさらに膨らみます。また卒業論文を作成する際に,英語で書かれた海外文献に触れることは確実です。
現代では幸いなことにフィリピン留学,フィリピン系オンライン英会話やウェブ上の無料教材の普及に伴い英語学習環境はかつてないほどのレベルで整備されています。言い換えれば,これ以上英語学習についてのいい訳が一切通用しなくなってしまったとも言えます。「英語ができるできないか」ではなく「英語をやるかやらないか」という域にまで日本人は英語を迫られています。学生には「時間」という最大の武器があります。その時間を英語学習に費やすことで確実に将来のキャリアに役立つことでしょう。一緒に頑張りましょう。
③ 学生生活は「環境」と「人」で8割方決まる
この考えに達したのは大学3年次にTwitterを始めてからです。その前までは,基本的にサークルの友人やアルバイト先の同僚などとの「同質性」の高い人間関係しかありませんでした。むしろ,これが普通だと思っていました。しかし,大学3年次にTwitter経由で参加した英語オフ会でお会いした方々とお話した頃から,「異質性」の高い集団に身を置くと,むしろ人間関係が広がり多くの刺激を得られることに気付きました。この辺りから学外に飛び出し自ら「環境」と「人」を求めに行くことで,大学1~2年次と大学3~4年次の大学生活は全く別物になったと思います。
もし今の環境や人間関係に不満があるしたら,自分で創るか探すしかないでしょう。行動を起こせば環境も人も自然と付いてきます,すると残り2割の「運」も自ずと引き寄せることができると思います。また,僕の場合はTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアのおかげで本当に人生が好転したと心から感じています。学生はソーシャルメディア,特にブログをフル活用することをお勧めします。また,ソーシャルメディアの利用法に興味がある方はコチラにご連絡ださい。一緒に面白いアイデアを考えましょう。
④ 異文化に触れることは将来の「財産」になる
異文化には様々な定義があると思いますが、やはり学生時代に異国の地=海外に触れることは必須だと感じています。もちろん個々人の関心が違うので強制できませんが、②で述べた通りグローバル化の進展に伴い、国籍が違う、考え方も違う、言葉も違う人々と共同作業をする可能性が非常に高くなります。その際に「日本人の日本人による常識」だけで彼らと果たしてうまく共同作業ができるのでしょうか。
同質性の高い集団に身を置くのは確かに居心地が良いです。国籍も同じ、考え方も似ている、同じ言葉を話すのですから適応するのはラクですよね。しかし、日本の良い点/悪い点も客観的に捉えるにはやはり「外」から見るしかないと過去の経験から強く感じています。学生時代から異文化に触れる体験を数多くしてください。社会人になると休みも自由に取りにくく,海外に行く時間も大きく減少すると思うので,1年間休学してでも海外に出ることを多くの人に勧めたいです。もし,今自分が1年生~2年生だったら確実に世界一周へ行くと思います。個人的には3ヶ月間滞在したフィリピンのお話は少しできるので、興味がある方はコチラに気軽にご連絡ください。 (卒業後はしばらくの間海外,特にアジア新興国を旅しながら世界を実際に感じてくる予定です)
⑤ 「やりたい」と少しでも思ったことは全てやる
大学生は“欲張り”位でちょうど良いと思う。やりたいこと有るなら全てやった方がよい。変に自分のキャパシティに制限をかけずに。やってみてキツかったら,優先順位が低いモノを捨てれば大丈夫。残ったものに時間とお金を投資すれば。変に賢いと自分にブレーキかけてしまうよね。
僕は「やらずに後悔するならやって失敗した方が100倍意味がある」と思っています(フィリピンに留学を決意したのもまさにこの考えから)。また,4年次の前期からお会いした社会人の方に必ず聞くようにしている質問があります。それは「学生時代にやっておけば良かったことって何かありますか?」という質問をすると「〇〇をしておけば良かった」というある種「後悔」に近い言葉を多く聞くことになりました。
しかし、残念ながら後悔してもその時間は2度と元には戻りません。裏を返せば学生においては、既に社会人になった方と同じ後悔をしないために今すぐ行動を起こす必要があると思います。また、何かを始める前から「選択と集中」なんてカッコイイ言葉を使わずに、少しでも「やりたい!」と感じたことは全てやってみてください。そうすれば学生時代の後悔は確実に減ります。自分にブレーキをかけないで前に進みましょう。
<最後に>
今回「大学生活を絶対に後悔して欲しくない!卒業前に大学生へ贈る5つのメッセージ」と題して書いた記事ですが,このような考えに至ったのも大学3年~4年次のことです。正直,大学1年~2年次にこれらのことに気づいていたら,もっと充実した大学生活を送ることができたかなと思います。現役の大学生の方々には僕と同じような後悔を絶対にしてほしくありません。少々偉そうなことを書いてしまいましたが,皆さんの「キッカケ」に少しでもなれたら幸いです。
<最近の記事>
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今回は,この大学生活で学んだことを「大学生活を絶対に後悔して欲しくない!卒業前に大学生へ贈る5つのメッセージ」と題して記事を紹介します。ただ、学生時代は充実していたとはいえ数多くの失敗を経験し,正直に言えば多少の後悔もあります。そこで,現役の大学生の方には僕と同じような後悔をしてもらいたくない,と同時に私が学生生活を通じて学んだことを少しでも知ってもらうことで実りある学生時代を過ごしてほしいと思い記事を書くことにしました。お役に立てれば幸いです。
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<卒業前に大学生へ贈りたい5つのメッセージ>
① 自らの身を救うために常に「勉強」しよう
② 「英語」はやっておいて絶対に損はしない
③ 学生生活は「環境」と「人」で8割方決まる
④ 異文化に触れることは将来の「財産」になる
⑤ 「やりたい」と少しでも思ったことは全てやる
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① 自らの身を救うために常に「勉強」しよう(*ツイートまとめ)
若いうちに大量のインプット(書籍中心)をするか否かは,後々に大きな差が出ると思うんだよね。ネタの引き出しが増えるというか。また,学生時代に勉強する習慣がなかった人が,急に社会人になってから勉強する習慣が身につくとは思えない。
学生にとって自らの身を救える最適な手段は「読書」だと思う。経験が少ないなら知識で武装すればいいのではないかと。知識という武器を手に入れつつ,徐々に経験値を増やしていく。
文系大学生の学業内容や成績が就職活動時に評価されにくいという現実がある一方で,やはり勉強は必ずしておいた方がいいと思う。面接のノウハウやエントリーシートの書き方なんかは就活が終われば直ぐに吹き飛ぶけど,読書などで学んだことは一生モノで,自分の血となり肉となるんだよね。
大学生にとって「1回3000円」の飲み会に参加するくらいなら,そのお金を書籍代に投資することも時として大事だと思うんだよね。新書が3冊くらい買える金額と考えると尚更。
今思うともう少し大学施設,特に大学図書館を有効利用しておけば良かったなと後悔しています。大学1年~2年次は,ほぼ図書館を利用しませんでした。この頃はあまりにも無知で図書館の素晴らしさに気付けませんでした。大学を卒業したら図書館に立ち寄る機会も減りますし,高価な学術書や専門書を容易に借りることができなくなります。なので,1度騙されたと思って図書館を最大限に利用してください。沢山の「知」に触れることで,一回り大きくなれると思います。
② 「英語」はやっておいて絶対に損はしない
あくまで僕個人の推測ですが今後2~3年で更に世界全体でグローバル化が加速するに従い,日本企業も企業規模や有名無名を問わずにその多くのが採用時に「英語運用能力」(TOEIC750点以上など)を当然のように問うてくると思っています。つまり,「英語ができるか否か」が新卒採用時に影響する可能性は今よりもはるかに大きくなり,要求される水準が更に高くなるでしょう。
また世界中に溢れている情報の大半は英語であり,残念ながら日本語ではありません。もし世界中の多様な視点を手に入れようと思えば,英語無くして実現しないことは明白です。また,英語ができれば話題のTEDや海外の有名大学がオンライン上で無料提供している講義を見たり聞いたりすることができます。つまり,英語ができれば「世界の叡智」に触れ,知的好奇心がさらに膨らみます。また卒業論文を作成する際に,英語で書かれた海外文献に触れることは確実です。
現代では幸いなことにフィリピン留学,フィリピン系オンライン英会話やウェブ上の無料教材の普及に伴い英語学習環境はかつてないほどのレベルで整備されています。言い換えれば,これ以上英語学習についてのいい訳が一切通用しなくなってしまったとも言えます。「英語ができるできないか」ではなく「英語をやるかやらないか」という域にまで日本人は英語を迫られています。学生には「時間」という最大の武器があります。その時間を英語学習に費やすことで確実に将来のキャリアに役立つことでしょう。一緒に頑張りましょう。
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もし今の環境や人間関係に不満があるしたら,自分で創るか探すしかないでしょう。行動を起こせば環境も人も自然と付いてきます,すると残り2割の「運」も自ずと引き寄せることができると思います。また,僕の場合はTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアのおかげで本当に人生が好転したと心から感じています。学生はソーシャルメディア,特にブログをフル活用することをお勧めします。また,ソーシャルメディアの利用法に興味がある方はコチラにご連絡ださい。一緒に面白いアイデアを考えましょう。
④ 異文化に触れることは将来の「財産」になる
異文化には様々な定義があると思いますが、やはり学生時代に異国の地=海外に触れることは必須だと感じています。もちろん個々人の関心が違うので強制できませんが、②で述べた通りグローバル化の進展に伴い、国籍が違う、考え方も違う、言葉も違う人々と共同作業をする可能性が非常に高くなります。その際に「日本人の日本人による常識」だけで彼らと果たしてうまく共同作業ができるのでしょうか。
同質性の高い集団に身を置くのは確かに居心地が良いです。国籍も同じ、考え方も似ている、同じ言葉を話すのですから適応するのはラクですよね。しかし、日本の良い点/悪い点も客観的に捉えるにはやはり「外」から見るしかないと過去の経験から強く感じています。学生時代から異文化に触れる体験を数多くしてください。社会人になると休みも自由に取りにくく,海外に行く時間も大きく減少すると思うので,1年間休学してでも海外に出ることを多くの人に勧めたいです。もし,今自分が1年生~2年生だったら確実に世界一周へ行くと思います。個人的には3ヶ月間滞在したフィリピンのお話は少しできるので、興味がある方はコチラに気軽にご連絡ください。 (卒業後はしばらくの間海外,特にアジア新興国を旅しながら世界を実際に感じてくる予定です)
⑤ 「やりたい」と少しでも思ったことは全てやる
大学生は“欲張り”位でちょうど良いと思う。やりたいこと有るなら全てやった方がよい。変に自分のキャパシティに制限をかけずに。やってみてキツかったら,優先順位が低いモノを捨てれば大丈夫。残ったものに時間とお金を投資すれば。変に賢いと自分にブレーキかけてしまうよね。
僕は「やらずに後悔するならやって失敗した方が100倍意味がある」と思っています(フィリピンに留学を決意したのもまさにこの考えから)。また,4年次の前期からお会いした社会人の方に必ず聞くようにしている質問があります。それは「学生時代にやっておけば良かったことって何かありますか?」という質問をすると「〇〇をしておけば良かった」というある種「後悔」に近い言葉を多く聞くことになりました。
しかし、残念ながら後悔してもその時間は2度と元には戻りません。裏を返せば学生においては、既に社会人になった方と同じ後悔をしないために今すぐ行動を起こす必要があると思います。また、何かを始める前から「選択と集中」なんてカッコイイ言葉を使わずに、少しでも「やりたい!」と感じたことは全てやってみてください。そうすれば学生時代の後悔は確実に減ります。自分にブレーキをかけないで前に進みましょう。
<最後に>
今回「大学生活を絶対に後悔して欲しくない!卒業前に大学生へ贈る5つのメッセージ」と題して書いた記事ですが,このような考えに至ったのも大学3年~4年次のことです。正直,大学1年~2年次にこれらのことに気づいていたら,もっと充実した大学生活を送ることができたかなと思います。現役の大学生の方々には僕と同じような後悔を絶対にしてほしくありません。少々偉そうなことを書いてしまいましたが,皆さんの「キッカケ」に少しでもなれたら幸いです。
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