こんにちは、毎週恒例のブログ更新です。
(昨日はコチラの店でクラフトビールを堪能しました!)
前回書いた「米国クラフトビール市場の動向を掴むために必ず見ておきたい醸造所数に関する2つのグラフ」で指摘したように、米国の各州(各都市)でビール醸造所が増加していることが分かります。また、記事の最後に記した「サンフランシスコの全ビール消費量のうち約20%がクラフトビールである」という記事もあり非常に驚きました。
そして今回は前回に引き続いて、米国クラフトビール市場に関する英文記事を紹介します。複数のオンラインメディアで取り上げられ注目度の高いニュースとして「米国クラフトビール市場の成長予測」に関する記事がありました。記事によると「米国におけるクラフトビール市場の売り上げは2007年度の約50億ドルから2012年度は約120億ドルに拡大した、さらに2017年度までに180億ドルになると予測されている」とあります。
つまり、2007年から2012年の間に約2倍、2007年から2017年の間に約3倍(予測値)の規模で米国クラフトビール市場が拡大する、ということになります。もちろん依然としてクラフトビールがビール市場全体に締める割合は低い(約6%)ですが、この経済不況の中で今後も安定した市場が見込めるのではないかとも思います。
米国の市場状況を日本の市場状況と比較した場合、確実に云えることは「ビールに対する意識(裾野)の差」があると考えています。ビールを沢山の銘柄から選ぶ米国人の感覚と居酒屋でとりあえず生ビール(銘柄はあまり問わない)として選ぶ日本人の感覚は、この市場の成熟度に大きな差をもたらすのではないでしょうか。この辺りから少しずつ状況が変わることで、日本のクラフトビール市場も米国のように成熟かつ洗練されてくると思います。
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