こんにちは、毎週恒例のブログ更新です。
(福島県は猪苗代湖近くで飲んだ猪苗代ビール)
昨日で2週間の研修期間が終わり、今週の月曜日から正式に配属されます。それに合わせて製造チームから営業チームに移るので今後はブログを中心に「クラフトビール」に関する情報、特に「海外クラフトビール市場の動向が分かる英文記事」を紹介していきます。仕事の関係上、海外との仕事が増える可能性が高いので自分と組織のためにも海外クラフトビール市場に関する動向はきちんとキャッチアップできればと思っています。普段のブログ記事とは趣向が異なりますが、興味があればぜひお読みください。
最初に紹介するのは「米国はコロラド州のクラフトビール市場」に関する記事です。米国はクラフトビールが最も盛り上がっている国として大きな話題になっており下記の図を見ると分かる通り、2012年における米国のビール醸造所数は1890年並みの水準である「2126」というデータが公表されています。また記事内ではビール市場全体がコロラド州に与える経済効果についても言及されており、今後も要注目のトレンドであることは間違いありません。
(上記リンクより図を引用・掲載)
次に紹介するのは「米国はミネソタ州の醸造所数の推移」に関する記事です。2003年から2012年まで右肩上がりで醸造所数は増加しており、中でもマイクロブルワリー(小規模醸造所)が爆発的に増加していることがよく分かると思います。また、この動きに合わせてパブの数も少しずつ増加しており、マイクロブルワリーがその地域に与える経済効果は侮れないのではないか、と感じています。
(上記リンクより図を引用・掲載)
今回は割愛しますが、中米はコスタリカでもクラフトビールのムーブメントが到来しているという記事もあり、正直かなり驚いています。今後のマーケットとしてはアジア地域(シンガポール、上海、香港、韓国など)や南米地域あたりがホットになってくるのではないでしょうか。日本では「若者のビール離れ」と云われて久しいですが、ひとたび世界に目を広げるとクラフトビールのマーケットが持つポテンシャルはかなりあると思います。
<追加情報>
こちらの記事によると米国はサンフランシスコにおける全ビール消費量のうち約20%以上がクラフトビールである、という調査結果が公表されています。今後このような流れが各国の都市部を中心に起きてくる可能性は非常に高いのではないかと予測しています。
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