■自分の実力って何だろう?
現在の会社に就職してから初めてお客様から受注を頂いた時に、上司から釘を刺されるように言われた一言をふと思い出しました。今でも忘れずに心に刻み込んでいます。
自分の力だけで受注を獲得したと勘違いするな。多くの人が自分の実力を過大評価して会社の実力(=ブランド)と混同してしまうから。
この自分の実力と会社の実力を混同することについて、こちらの記事でも同じように指摘されています。もちろん、これが全てだとは思いませんが大いに参考になりそうです。
サラリーマンというのは自分の実力と会社の実力を混同しやすい。特に大企業に勤めているとほとんどの人間は一生、会社の実力と自分の実力が切り分けられない。名刺を出して大企業の役職者である自分以外をイメージできないのだ。
大企業に限らずブランド力のある企業は、社員の実力よりも会社の実力が大きく上回る場合が多いです。もちろん、この会社に実力があるおかげで各社員の能力差に依存せずに収益を高めることができるのでしょう。しかし、多くは「自分の実力=会社の実力」あるいは「自分の実力>会社の実力」と勘違いしてしまいます。
勘違いが悪化すると「会社に依存しないでも独立してやっていける!」と大風呂敷を広げてしまうことになります。もちろん、本当に実力があれば何の問題もありませんが、現在の日本でどれだけの人が「自分の実力」でご飯を食べることができるのでしょうか。
私にも明確な答えが有る訳では有りませんが、謙虚に仕事に取り組んでいこうと思います。新人の段階で釘を刺してくれた上司にはとても感謝しています。新入社員の方もぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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