Twitter上で話題になっていた2つの記事を読んでいて、親の存在や親が子どものために提供する教育レベルや教育環境の大切さを感じた。恐らく賛否両論あると思うが、読んでおいた方が良い記事であることは間違いない。
地方都市で、低学歴と高学歴の世界が交わるとき
http://d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/touch/20130809/p1
低学歴と高学歴の溝
http://anond.hatelabo.jp/20130809115823
そんな中で、ふと学生時代に両親から言われてきた「ある言葉」を思い出したので書く。勉強について私は両親から「勉強しなさい!」と言われたことは1度も無い。どうも周りの友人知人に話すと「えっ?!」と言われることが多々ある。親が子どもの勉強に口を出すのはむしろ当たり前のことかも知れないけど。
その代わりに言われ続けてきたのは「勉強しなくても構わないけど、後で責任をとるのは自分だからね」という言葉。子供ながらに印象に残っている。それでも当時は親が伝えようしていることの半分も理解できていなかったと思う。本当に両親が私に伝えようとしたことの意味を理解できたのは、大学に入学してからではないか。
ちなみに、大学入学直後に割と衝撃的だったのが「こんなに私立中高出身者って多いんだ...」ということ。私は埼玉県の一般的な中学・高校に通っていたので本当に驚いた。一部の優秀層だけが私立中高に通うのだと本気で思っていた。この時に感じたことは社会人になった今でもよく憶えている。
先ほどの「勉強しなくても構わないけど、後で責任をとるのは自分だからね」という、ある意味での「自己責任」の大切さを何気ない言葉で伝えてくれた両親には心から感謝している。よく社会人が大学生に向かって「大学時代は遊んでおいた方が良い!」と割と真顔で話しているのを本当に心の底から「はっ?」と思うことがある。
これだけ世界のグロバール化が加速し、全世界的に激しい競争が起きている状況下で「大学時代は遊んでおいた方が良い!」とよく言えるなと思う。私が大学生に今伝えておきたいことがあるとしたら、こう伝えるだろう。
「勉強しなくても構わないけど、後で責任をとるのは自分だからね」
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