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1月, 2012の投稿を表示しています

「TOEICに意味がある/なし」論争に終止符を打つ

昨日,都内のある大学で約1年ぶりにTOEICを受験しました。今回はスコアが急に必要になったという訳ではなく,3ヶ月間の フィリピン留学 と1か月前から始めた オンライン英会話 の成果を試す(実証)という理由で受験しました。久しぶりに受験した手応えとしては,1年前に比べれば多少手応えがありました。1カ月後のスコア発表を非常に楽しみにしています。 さて,今回はツイッターやブログで頻繁に話題になる 「TOEICに意味がある/なし論争」 を改めて考えてみようと思います。下記のように 「日本企業が求めるTOEICの点数があまりにも低い ので役に立たない」 という意見もありますが,今回はこの議論を置いといて 「TOEICのスコアが意味すること」 や 「TOEICの肯定的/否定的な点」 などを考えまとめました。 ◆ TOEIC (Test of Engish for International Communication) 国際コミュニケーション英語能力テスト(ウィキペディア) http://p.tl/6rEB TOEICはどれくらい英語ができないかを測る試験 http://blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/2193986.html 日本企業が求めるTOEICスコア一覧表(2011年1月版) http://blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/2193943.html 先ずはTOEICに関する基本的なデータを見てみましょう。意外に知らない点などがあると思います ので,簡単に整理してみましょう。具体的なデータを把握したうえで建設的な議論を展開しましょう。 TOEIC|公式データ一覧 http://www.toeic.or.jp/toeic/data/data.html 「TOEIC受験者数の推移」 を確認すると,近年は受験者数が伸び悩んでいるものの,2010年の公開テストの受験者数は 約80万人 ,団体特別受験制度の受験者数は 約100万人 というデータが出ています。また, 「公式テスト 平均スコア・スコア分布一覧」 を確認すると,2011年に行われた全7回の試験での1回当たりの受験者数平均は 約11万人 ,また平均スコアは 約576点 でした。 受験者数の...

落合前監督が考える「プロ」とは-これからの時代を生き抜くために-

先ほど,ユーチューブで見つけた 「落合前監督のオレ流組織強化術!」 という動画の残り2分が秀逸の内容でしたので,書き起こすことにしました。特に落合前監督が考える 「プロ」 の定義が簡潔で心に大変響くものでした。また「人生」に通じる考え方にも非常に共感しました。 アナウンサー「プロとしてあるべき姿とは?」 落合氏 「俺の中で考える プロ ?要するに これ(仕事)で飯を食っている人間 だよ。それは給料の高い低い関係なしに。 今やっている仕事でお金を貰っている 。俺に言わせれば サラリーマン もプロだで。まぁ,彼ら(中日の選手)の生きる道は “人のできないということ”よりも“誰でもできること”を100%こなしていける,それが自分の中に何個あるかじゃないかなと思う。 50%しかできないものを5~10個持作るくらいなら, 100%これだけはというものを2つ3つ持っている方 が長生きできると思う。 なぜ“できない”のじゃなくて,なぜそれを“できる”ようにしないのか。 できないのであれば, なぜそれを君たちが教育してやらないのか。 (もし彼らが)やりたくないのなら もう放っとけよ。代わりはいくらでもいるよって。 色んなもの吸収しながら,自分たちで消化していって自分で 生きる道筋 を付けてそこに協力者がいて人生を全うすればいいんじゃないの。」 勝負に勝つことに対して,一切の妥協をしない落合前監督の考え方は一見すると 冷徹に思えますが,彼の考えはこれからの時代を生き抜く上での 「原理/原則」 なるのではないでしょうか。私も彼の考えを心に刻みながら前に進みます。

【成人の日】に関する社説/記事の紹介

今日, 1月9日 は 「成人の日」 です。新成人の方々に心よりお祝いを申し上げます。 しかし, 「ゆとり世代」 と称された数年前の世代から世間一般の 「成人(若者)」 に対する見方は一層厳しくなっています。そこで世間の「成人(若者)」に対するイメージを把握する最良の方法は 「新聞の社説/記事」 (読売/朝日/産経/毎日) を比較して読んでみることだと私は思います。なぜなら各紙が成人の日に 「新成人へのエール」 として社説を掲載するからです。 ◆読売新聞 「 成人の日 苦難の時こそ好機と考えよう 」 学生ならば,しっかりと将来を見据えて勉学に励み,社会人ならば,よりやりがい と責任のある仕事を志向しないと,自分を生かせる職場は得られない状況だ。  (□=学) 企業の規模や知名度ではなく, 「社会や人から感謝される」 ことを基準にすれば, 素晴らしい職業に出会う機会は必ずある。 多少の回り道をしても,多くの経験を 積み,可能性に挑戦するべきだ。 企業にも,新卒・既卒の区別なく年間を通じて採用するなど,柔軟な姿勢が必要だ。 新成人を仲間に迎える以上,若者の意欲をきちんと見い出す責任があるだろう。 読売新聞 は「東日本大震災」をきっかけに 「社会や人から感謝される仕事」 や 「働く幸せ」 について考える機会が増えていると指摘しています。従来の「お金」を基準にした労働価値観は崩れつつある中で 「働く意義」 を問い直すという主張には賛成です。一方で,若者に積極的な挑戦を促し多様な経験を積ませるための 「具体的な方策」 を指摘していないのは残念です。少なくとも,日本社会は 「遠回り/回り道」 (浪人/休学/留学/ギャップイヤー)つまり 「キャリアに穴が空くこと」 に対して 不寛容 な側面があり,むしろ積極的な挑戦を阻害している部分があります。 これを打開するためにも社会全体が若者の挑戦に伴う「遠回り/回り道」に対して 寛容 になる必要があります。 ◆朝日新聞 「 成人の日に 尾崎豊を知っているか 」 尾崎豊はどこへ行ったのか。 あの時の同じ26歳,気鋭の社会学者, 古橋憲寿さんには「オヤジよ,放っておいて」と言われたそうだ。 近著「絶望の国幸福な若者たち」では,20代の7割が現在の生活に満足している, との調査結果を 紹介している。過...

2012年新年の挨拶

今朝,家族で食べたおせち料理 新年あけましておめでとうございます。昨年は 「変化」 の年で慌ただしい一年でした。今年は 「形」 にこだわる 「勝負の年」 にしようと決意しています。これまで未熟ながらも得た経験を 「形」(=結果) にして,人生の新たな一歩を踏み出したいと考えています。今年もよろしくお願いします。 今回は今年の「スローガン」と「目標/ミッション」をシンプルに書きます。 ◆ 2012年のスローガン ① 「経験は自分への最高の投資である」 「理論」だけではなく「経験」を通じて 現実の物事を正しく理解 したいです。自らの有限な 「時間」 や 「お金」 をなるべく 「経験」 (=今まで食べたことの無い料理/今まで行ったことの無い場所/今まで読んだことの無い本/今まで出会ってない人に出会うために)に 投資 します。必ず 最高/最大のリターン を得ます。 ② 「ひとりじゃできないことを,みんなでやる」 昨年,大変お世話になり尊敬している方の1人である 加藤健さん が普段から仰っている 「ひとりじゃできないことを,みんなでやる」 です。人はこの世のあらゆることを一人で出来る訳ではありません。 時間/能力/お金/知識 などのリソースには必ず限度があります。 この状況下で,皆で協力してやれば時間/能力/お金/知識などのリソースを増やすことができます 。そうすれば, 1人だけでは得られない「経験」を皆で共有する ことが出来ます。今年はこの言葉を肝に銘じます。 ◆ 2012年の目標/ミッション(随時更新) ① 「世界」をさらに体感する  ⇒ インド/中国/南米 (9月~3月 ギャップイヤー/カウチサーフィン)で1人旅をします。 ② 「理論(=インプット)」と「経験(=アウトプット)」のバランスを意識する ⇒ 読書(=インプット)とインターン/ブログ/イベントなど(=アウトプット)をします。 ③ 「国内/海外就職活動」を必ず成功させる ⇒ 既存のレールから(意図的に)外れましたが,絶対に「リベンジ」を果たします。 ④ 「食わず嫌いをせず」に頂いたお話は基本的に全て受ける ⇒ 「人生はご縁/握手で成り立っている」という考えを基に,機会を大切にします。 ⑤ 「出来るか出来ないか」...