今朝,このようなツイートをしたところ意外にも多くの反応があったので,記事を書いてみることにしました。最近話題の「グローバル人材」と「グローカル」いう言葉について,あるアニメの登場人物を比喩にして考えてみました。
スーパーサイヤ人(悟空やベジータ)などの《米国型のグローバルエリートと交渉やコミュニケーションがとれるクリリン(あるいは,ヤムチャ?)のような《グローカル》を目指す方が現実味がある。
このようなツイートをしたキッカケは,愛読している田村耕太郎氏による現代ビジネスの連載記事「グーグルで最も出世した日本人が吠えた!国籍、人種は無関係。真に戦えるグローバル人材の必要条件はこれだ!」を読んだことでこのような考えを思いつきました。(以下,この記事を参考に書かせて頂きました。)
田村氏や元グーグル日本法人取締役の村上氏が唱える米国
型グローバルエリートは,ドラゴンボールの登場人物で例える
と悟空,悟飯,ベジータ,トランクスなどの戦闘力が異常に高い
一部のスーパーサイヤ人であると思います。つまり,学歴が高
く,大学の成績が優秀,修士や博士などの学位を持ち,リーダ
ーシップを発揮した経験を持つスーパーエリートです。しかし,
世界的に見てもそのような人はごく少数の精鋭なのです。
確かに,悟空,悟飯,ベジータ,トランクスのような登場人物
(米国型グローバルエリート)がセル,フリーザ,魔人ブウな
どの強い相手(他国のグローバルエリート)とガチンコで勝負
して倒すというサクセスストーリーはカッコよく見えて多くの人
が憧れを抱くようになることは納得できます。
しかし,彼らには多くのコストとリスクが伴います。彼らのよう
なハイスペックを手に入れるためには,人並み以上の努力を
幼少期から積む必要がありますし,戦う相手は超一流の優秀
な人材ばかりです。ある意味で,「やるかやられるか」の弱肉
強食の世界なのだと思います。ハイリスク・ハイリターンの世
界を全員が目指すのは極めて非効率ではないでしょうか。全
ての日本人がシリコンバレーに突撃する必要はないのです。
これからの時代は,彼らのような米国型グローバルエリートを
目指すのではなく,ある種しぶとくこの世の中をサバイバルで
きる人材が必要なのだと思います。強いて言えば,そこそこの
戦闘力を持ち,グローバルエリートたちと協力して物事を解決
できる人材,つまりドラゴンボールの登場人物に例えるならば,
「クリリン」が最適なのです。(もちろん,ヤムチャでもいいです)
悟空やベジータなどのスーパーサイヤ人(グローバルエリート)
と,ハイスペックではない市民(ローカル人材)の中間に位置す
るクリリンやヤムチャなどの存在なら努力次第で皆が現実的に
なれると思うのです。しかも,大事な場面で意外性を発揮し活
躍/貢献できる存在なのです。組織においても,エース級の人
材だけではなくこのような脇役の力は不可欠なのです。
最後に,「もしドラ」で有名な岩崎夏海氏の関連記事があった
ので紹介させて頂きます。「日本語を正しく使えること」もこの
先,サバイバルする上で重要になると思います。
これからはローカルで勝てる人材こそ求められる
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20120501/1335859069
スーパーサイヤ人(悟空やベジータ)などの《米国型のグローバルエリートと交渉やコミュニケーションがとれるクリリン(あるいは,ヤムチャ?)のような《グローカル》を目指す方が現実味がある。
☆クリリン&ピッコロ/全技特集☆
このようなツイートをしたキッカケは,愛読している田村耕太郎氏による現代ビジネスの連載記事「グーグルで最も出世した日本人が吠えた!国籍、人種は無関係。真に戦えるグローバル人材の必要条件はこれだ!」を読んだことでこのような考えを思いつきました。(以下,この記事を参考に書かせて頂きました。)
田村氏や元グーグル日本法人取締役の村上氏が唱える米国
型グローバルエリートは,ドラゴンボールの登場人物で例える
と悟空,悟飯,ベジータ,トランクスなどの戦闘力が異常に高い
一部のスーパーサイヤ人であると思います。つまり,学歴が高
く,大学の成績が優秀,修士や博士などの学位を持ち,リーダ
ーシップを発揮した経験を持つスーパーエリートです。しかし,
世界的に見てもそのような人はごく少数の精鋭なのです。
確かに,悟空,悟飯,ベジータ,トランクスのような登場人物
(米国型グローバルエリート)がセル,フリーザ,魔人ブウな
どの強い相手(他国のグローバルエリート)とガチンコで勝負
して倒すというサクセスストーリーはカッコよく見えて多くの人
が憧れを抱くようになることは納得できます。
しかし,彼らには多くのコストとリスクが伴います。彼らのよう
なハイスペックを手に入れるためには,人並み以上の努力を
幼少期から積む必要がありますし,戦う相手は超一流の優秀
な人材ばかりです。ある意味で,「やるかやられるか」の弱肉
強食の世界なのだと思います。ハイリスク・ハイリターンの世
界を全員が目指すのは極めて非効率ではないでしょうか。全
ての日本人がシリコンバレーに突撃する必要はないのです。
これからの時代は,彼らのような米国型グローバルエリートを
目指すのではなく,ある種しぶとくこの世の中をサバイバルで
きる人材が必要なのだと思います。強いて言えば,そこそこの
戦闘力を持ち,グローバルエリートたちと協力して物事を解決
できる人材,つまりドラゴンボールの登場人物に例えるならば,
「クリリン」が最適なのです。(もちろん,ヤムチャでもいいです)
悟空やベジータなどのスーパーサイヤ人(グローバルエリート)
と,ハイスペックではない市民(ローカル人材)の中間に位置す
るクリリンやヤムチャなどの存在なら努力次第で皆が現実的に
なれると思うのです。しかも,大事な場面で意外性を発揮し活
躍/貢献できる存在なのです。組織においても,エース級の人
材だけではなくこのような脇役の力は不可欠なのです。
最後に,「もしドラ」で有名な岩崎夏海氏の関連記事があった
ので紹介させて頂きます。「日本語を正しく使えること」もこの
先,サバイバルする上で重要になると思います。
これからはローカルで勝てる人材こそ求められる
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20120501/1335859069
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