【人生案内】から考える「諦め」と「幸せ」の大切さ

5月4日(金)の読売新聞朝刊の【人生案内】というコラムに非常に興味深いお話が書かれていたので引用と言う形でご紹介したいと思います。内容としては,今春から大学生になった女子生徒が,志望していた国立大学の試験に落ちてしまい,私立大学に進学したものの今もそのショックを引きずり気持ちを切り替えられずにいることに対して,心療内科医である海原純子氏が回答したものです。




長い間地道に努力してきたのに,国立大学に落ちてしまったのは悔しいですね。早くくよくよした気持ちを捨てたいというお手紙ですので,そんな場合の私の個人的な方法を紹介します。


人生には思い通り,希望通りにいかないことがたくさんあります。どんなに努力しても手に入らないものもあるし,この仕事をしたいと思っても自分に回ってこないことも多いのです。そんな時,私は,自分手に入らないものは自分にふさわしくないもの,自分の前に開かれない道は自分が進むべき方向ではないのだろう,と考えています。そして開かれた道こそが最もふさわしい方向と信じて,与えられた場がカッコよくなくても地味でも,その場でできる限りの努力をしようとしてきました。


「人間万事が塞翁が馬」という格言をご存知ですよね。何が幸いであるかはわかりません。希望どおりにいかないことが人生に必要なこともあるのです。与えられた場を自分の場として信じて努力すると,努力のプロセス自体が喜びに変わります。結果としてそれが他人からの評価になるか否かはわかりませんが,納得した人生を送ることはできます。今の大学で精いっぱい学び,すてきな教師になられますよう。応援しています。


特に,下線を引いた2か所は非常に重要な指摘だと思います。


私は,自分手のに入らないものは自分にふさわしくないもの,自分の前に開かれない道は自分が進むべき方向ではないのだろう,と考えています。


与えられた場を自分の場として信じて努力すると,努力のプロセス自体が喜びに変わります。結果としてそれが他人からの評価になるか否かはわかりませんが,納得した人生を送ることはできます。


これは,大学受験をした経験がある方はよく分かることだと思います。私も現在は明治大学に進学しましたが,大学受験時は早稲田大学を志望していました。当時は大変悔しかったですが,今は明治大学に進学したことで多くの学びや友人を手に入れたので非常に誇りに思っています。何が「正解/幸せ」であるかはやってみないと分かりません。


また,就職活動でも同じだと思います。多くの就職活動生が誰もが憧れる/知っている大手企業に入社したいと熱望していたとしても必ずしも叶う訳ではありません。もしかしたら,不本意な気持ちで中小企業やベンチャー企業に就職するかもしれません。しかし,いつまでも不貞腐れている必要もないですし,そんな余裕もありません。そこに,入社するということは「何かの縁」が少なからずあったからだと思います。その縁を信じて,与えられた環境で最高のパフォーマンスを出すことが,幸せになるための近道ではないでしょうか


<参考記事>


現代は「選択肢が少ない」方が幸せかもしれない
http://koheiharada.blogspot.jp/2012/02/blog-post_19.html

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