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ブログ=個人の信用を作るための舞台装置、という考え方


ご存知の方も数多くいらっしゃると思われますが「ウェブ進化論」で有名な梅田望夫氏が2003年にCNET Japanブログで連載していた記事の中で、特に気になる記事がありましたので紹介します。





ブログ=信用を作るための舞台装置、という考え方

Blogは個人が自分の信用を作るための舞台装置
http://japan.cnet.com/blog/umeda/2003/07/08/entry_blog_5/


Blog というのは、誰かと頻繁に会わずとも、その誰か
との間にある種の「trust」を生み出すことができる舞
台装置みたいな意味があると、僕は最近感じている。


もちろんこの文章はブログを書いている人=信頼できる、ブログを書いていない人=信頼できない、という趣旨の単純な話ではありません。これだけインターネットで日本にとどまらず、世界中の人と繋がれるようになったオープンな時代には「信用」という名の「資本」がとても重要になります。


信用を作るための手段としてネットに限らず、友人からの頼み事に応える直接会いにいって人間関係を構築する、など顔が見える形での交流があるでしょう。しかし、全員が全員に会いにいくことはできません。となると、直接会わず(顔が見えない)とも信用を作るための手段が必要になります。


プリズムを持っているか?:「レイヤー化する世界」
http://kajikenblog.com/?p=2645

⇨ 知らない相手をあなたは「信用」できますか...?


ちなみに、インターネットがキッカケで知り合いなり初めて会うことになった場合、私は毎回とても緊張します。なぜなら相手に関する具体的な情報が限られているからです。あの人はどんな人なのかな? どんな話が好きなのだろうか?、ということに思いを巡らせています。


その解決策として、相手の情報発信手段(ソーシャルメディアなど)を会う前に必ず確認することにしています。信用足り得る相手なのかをどうかを見極めています。もちろん、これが全てではありませんが。※その一方で、相手からも私という人物をチェックされていることでしょう。


書き手の「思考の流れ」をチェックすること


もちろん、Twitter や Facebookの投稿を見れば分かりそうですが基本的にフロー型のメディアなので、過去からの流れが見えにくいのが欠点です。ある意味で「」を切り取ったメディアなので仕方が無いとも思います。


一方で、ブログはストック型のメディアなので、過去から今に至るまでの「思考の流れ」がよく分かります。言葉遣いの特徴、文章の長さ、テーマの選定など、相手の思考が至る箇所から滲み出てきます。


なので、基本的に相手がブログを書いている場合は、記事を一通りチェックしてから会うことにしています。相手との会話を深めるためにも記事を土台にあれやこれやと質問をすることで、限られた時間を最大限に有益なものにすることが出来ます。


個人的にはTwitter やFacebook などのフロー型のメディアよりも、Blogのストック型のメディアを通じて自らの思考の流れをオープンにしつつ、相手のそれも同時に確認することが自然なものとなっています。


まとめ


①信用=資本を作る
②フロー型メディアとストック型メディア
③思考の流れをオープンにする


コメント

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