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学生ブロガーの今後と可能性を考えるための5つの視点

3月4日に渋谷ライトニング・スポットで学生ブロガー
30人が一同に介し,学生ブロガー緊急会議として
熱い議論を各グループに分かれて行いました。




その中で,話題に上がった議論の中で気になったモノを選ん
で,学生ブロガーの今後と可能性」を考えてみようと思います。


①そもそも,(学生)ブロガーとは何?


「ブロガーの定義が曖昧だよね」という話が頻繁に出ました。
「週に何本も書く人」と「月に数本のみ更新する人」もどちら
ブロガー」と呼べるのかと云う疑問が湧きました。


また,「ドメイン」を持っているだけで,ブログを書かない人
が大勢いる中で,果たして「ブロガーとは何だ?という展開
で話が進んで行きました。僕は,「定期的に(週1で1本以上)
ブログを更新する
人」=「ブロガー」なのではないか,と思います。


②そもそも,なぜ学生はブログを書くのか?


結論は,「暇」だからだと思います。つまり,明らかに社会人
比較して,ブログに投資できる時間が圧倒的に多いです。
ブログを書くのに慣れているブロガーでも1本当たり3~4時間
をかけて記事を書くと言っていたので,平日働いている社会人
の方の場合,これだけの時間をブログに投資するのは難しい
というのが現状です。


しかし,社会人は学生と比較して専門性(質)という点では,
優れている傾向にあります。学生は如何に「記事の数(量)」
を意識的に増やしていく中で,「専門性(質)」を高めていける
かが今後
重要になると思います。


③今後,学生ブロガーによって書かれそうなテーマとは?


イベント当日のグループである学生が,「〇〇×△△」
という掛け算でテーマは増加していくのではないかと,
主張しており私もこの主張に同意します。


特に,一方が「既存(古い)」でもう一方を「革新(新しい)」
に設定して掛け合わせると,より良いテーマを設定できる
ようになります。


例えば,既存の「NPO」というワードに,「ソーシャル(メディア)
をかけ合わせることで,「NPO×ソーシャルメディア」の組み
合わせが1つ出来ます。あるいは,「教育×IT」なども良い
テーマ設定と言えるでしょう。



さらに,今後はポジショニングの戦略が大事になります。


例えば,ウェブサービスを紹介するブログは数多くあり,
その中で自分のブログを他のブログと差別化するのは,
非常に困難であり時間がかかります。


その際に大事になるのが,「需要と供給の関係独自の
切り口です。これらを意識するとポジショニングが設定しや
すくなります。


<私のブログの場合>


例① 「需要と供給」


需要(=フィリピン留学人気,情報を知りたい人のニーズ)は,
あるけれど,供給(=フィリピン留学の情報を提供する人)
少ないという分析をした結果,フィリピン留学経験者として
質の高い情報発信をするという判断をしてブログを書き
始めました。


例② 「独自の切り口」


「フィリピン留学」という単純な切り口で書いても,コンテンツを
読者に面白く伝えることはできないので,「フィリピンの特徴」
「英語学習法」「留学後の成果の公開」など,独自且つ多く
切り口を用意して書いたことで,他の留学ブログとは一線を
画すことができたと思います。


④そもそも,ブロガーに学生も社会人も関係あるのか?


「何を伝えることができるのか」,「どんな価値を提供できる
のか」だけが,今後も問われるのではないかと思います。
なので,
学生や社会人という区別は特に意味がないと感じます。

最近の学生ブロガーの中には,大手メディアに記事を寄稿
しており,また社会人向けに講座を開いている人もいます。



⑤今後,学生ブロガーが増えるのか?


ブログが多くの人に読まれる「環境」は整備されている
と感じます。「アメブロ」や「はてなダイアリー」など,誰で

も簡単にブログを開設できるようになり,身近な友人に
ブログを書いている人も増えてきていると思われます。

また,ブログを多くの人に読んでもらえる「仕組み」として
フェイスブックやツイッターで「共有」できるようになりまし

た。

今後は,ブログを書き始めた人を「応援」(読まれるように
支援する)する仕組みを構築することが大事かと思います。

ブログで大事なのは,「継続して多くの人に読まれる」という
ことだと思います。この経験を通じて,さらにブログに真摯に
取り組めるようになるのではないでしょうか。


【お知らせ①】2か月前から英語専用のフェイスブックページを運用しています。今回のように海外の大学で行われた著名人による卒業スピーチや海外メディアが報じているニュースなどを中心にウォールで公開しています。世界中の英語で発信されているコンテンツに興味のある方はぜひ「いいね!」をお願いします。

【お知らせ②】学生や社会人の方で、直接お会いしてお話させて頂ける方がいらっしゃいましたら、お気軽にフェイスブックのメッセージにご連絡ください。(友達申請はお会いした方のみとさせて頂きます。)カフェやランチでの交流なども大歓迎です。特に「ソーシャルメディア」「フィリピン留学/オンライン英会話」などの話はご協力出来ると思います。









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